田舎と都会どっちがいいか? 【エッセイ】

田舎がいいと言えるほど
田舎なんて知らない
都会がいいなんて言えるほど
都会なんて知らない

でも慣れ親しんだものを好きといいたい


最近田舎暮らしがいいという記事を見た
確かにいいなと
心のどこかで思っていた
だからその記事が目に止まったんだと思う

でもその記事の内容にはさほど共感できなかった
田舎は
空気がキレイだという
現実的にはその通りなんだろうけれど僕は空気がキレイとは感じたことはなかった
都会の空気との違いをそこまで大きく感じなかった
むしろ田舎の空気は土臭いともいえる時もある

だからといって都会の空気がいいといえることはないのだけれど悪いともいえないところがそこにはあると思う
それは人生のほとんどを都会で暮らしているから思うことなんだろう

慣れ親しんだものはいい

慣れ親しんだものがいい

それを強く感じるエピソードがひとつ
タイトルは
「卵かけご飯には醤油」
とする

卵かけご飯にみなさんは醤油をかけるだろう
当たり前のことだと思っているだろう
もちろん僕も醤油をかけるのだけれど
醤油以外に味の素をかける人がいるということを知っているだろうか?
僕は醤油しかかけてこなかった人間だけれどその話を聞いて味の素をかけてみたら

美味しいと感じなかった
これは誤解をはらむ言葉なので補足をいれると
卵かけご飯ではないと
僕は強く思ったのだ
味の素を否定したいわけではない
あんなに手頃に旨味をいれられるものはないだろうとは思う
でもその旨味があることが僕に強烈な違和感を与えたのだ
今思えば卵かけご飯専用の醤油なるものを家族が買ってきたのでそれで卵かけご飯を食べたことがあったがその時も美味しくないと感じた
多分その時同じことが起こっている
旨味が嫌いなわけではない
出汁とかキノコを食べるときに旨味成分がでてるのは知っているしそれは美味しく食べられる
でも卵かけご飯に旨味はいらない
これはその話を聞くまでに
何十回と食べてきた醤油だけの卵かけご飯が
僕の舌に頭に染みついているからだ
と思う
味の素を使うことで美味しいと感じる人の気持ちは頭ではすごく理解できる
でも慣れ親しんだ味には敵わないことがある
そんな話
ちなみにカレーにも似たような話があったりする

慣れ親しんだものがいい

これはある程度田舎がいいと都会がいいの話しにも繋がる話しだと思う
つまり
住めば都ということかもしれない

ちなみに僕が田舎暮らしがいいと思う理由は家賃が安いだ
もう一つちなむと都会暮らしがいいと思う理由は車を使わなくていいからだ

私、免許を持ってないもので


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