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『エジソンズ・ゲーム』思った以上にスリリングな駆け引きの連続で、まるで池井戸ドラマヒエヒエ〜

それと

ガキの頃から偉人として知ってるエジソンの

別の顔をたっぷり見てしまった感じ

そう、エジソンが電気を広めるための苦労話かと思って観に行った

カリスマ実業家が立ちはだかってエジソンを困らせるのかなと予想しながら

席につき

映画がはじまりました

困ってるのは、カリスマ実業家でした

カンパーバッチの演じるエジソンは、自分の発明と事業展開の自信が強すぎて

自分の会社が全てをやるプライド

というか

意地になってる

まあ、自分が苦労して発明したものを、他の会社が電気を広めるのは嫌だよね

天才だったら正にそうかも

その天才の意思である意地を

カンパーバッチは見事に演じてるの

直流方式で電気を広めようとするエジソン(ベネディクト・カンパーバッチ)と

交流方式で電気を広めようとするジョージ・ウェスティングハウス(マイケル・シャノン)

の駆け引きの攻防戦が緩急をつけながら猛烈なテンポで展開していくんだけど

カリスマ実業家のウェスティング・ハウスが悪そうな顔さしてるんだけど

もしかして協力してやりましょうと友好的というか

でも、手を組まないなら

競いましょう!

そして池井戸ドラマにお約束のように出てくる

特許

特許が出てくる

昔から特許ってやつは厄介なものだっんですね

と、とにかく展開がはやく

メインの2人にからむ

エジソンの秘書インサル役のトム・ホランドは、前半目立たないけど後半ぐっとさせてくるし

ウェスティングの妻役のキャサリン・ウォーターストンは、カリスマ実業は旦那じゃなくて奥さんじゃないかくらい旦那のアシストというかサポートが、まあキレッキレでいい

そして、エジソンともウェスティングともからむ、不遇の天才科学者ニコラ・テラス役の今人気絶頂のニコラス・ホルトが、まーつらいつらい。ニコラ・テラスの上手く行かない人生が、これで1本作って欲しいくらい魅力的

どんどん話が進むから、観てる時は意識しなかったけど

かなりの電流戦争でもあり、乗ってキャストの贅沢な演技合戦でもありました。

公開されたばっかりなのに、コンパクトな数の客席のシアターで残念。

大きいスクリーンで観たかったヒエヒエ〜




来年の還暦ライブの準備費にしたいのでサポートよろしくお願いします。でも、お腹がすいたらご飯たべちゃうかもしれません