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クロエという映画のこと

続けるのが苦手な私が毎日noteを書いてる。すごいすごい。さすが母以外誰ともしゃべらず毎日いろんなことを考えてるだけあるな。

ここのところほぼ毎週シネコンに通ってる。ちょうど散歩にいい距離なので、映画を観てお昼を食べて帰ってくる。ショッピングモールの中にあるのでちょっと買い物したりふらふらしてると時間が過ぎる。

映画を観ることが好きだけど、詳しくなかったり本数観てないことがコンプレックスだったりする。

私の映画鑑賞録を見ると、鑑賞本数は246本らしい。たぶん記録してないものもあるのでもう少し数は行くと思う。40歳って考えるとあんまり見てないなと思う。

この映画鑑賞録で堂々の1位に輝いているのが「クロエ」という日本の映画だ。
今から20年前なのかと思うとびっくりしてしまう。

ボリス・ヴィアンの『日々の泡』『うたかたの日々』をモチーフに作られた映画である。フランス映画のムードインディゴと同じ小説が原作になっている。原作を読もうとチャレンジするも断念したことは内緒。

YouTubeに予告があったので是非ご覧いただきたい。

この映画を偏愛しているところがある。なんてったって100点をつけてしまうくらいだから。
クロエと高太郎の物語がただただ美しく少し見るだけで涙してしまう。

好きすぎてサントラも買ったし、もちろんDVDも持ってる。20年前に買ったパンフレットは今でも宝物だ。

この映画には俳優として塚本信也監督が出ている。
数年前「斬、」のトークショー、サイン会に参加したときにこの作品が大好きということを伝えられて本当に幸せだった。

クロエの監督である利重剛さんは役者としてのご活躍が多いけど、また映像作品を撮ってくれないかな。さよならドビュッシー観れてないんだよな。役者としてシン・ウルトラマンでもご活躍中。

クロエについてこうやって書けていることが幸せ。
DVDを観ようかな。パンフレットを読もうかな。

この映画若い頃の西島秀俊が医者役で出ていてそこもいいんだよなー。
20年ほど前西島秀俊の軽い追っかけをしていたのでその点も懐かしい。

たしかこの映画を観に行ったとき、上映始まってすぐ音が出なくて初めからやり直しになったんだよな。その場面に出ている岸田今日子さんが美しい。

ぜひこのnoteを読んだ方には私が持ってるDVDを貸して回りたいくらいいろんな方に見ていただきたい。
たぶんU-NEXTにもないと思うんだよな。

20年前に観たこの映画のおかげで私は映画が好きになった。
一番初めに観た映画なんてもう覚えてないけど、私の映画の原体験はここにあるんだと思う。

シアターイメージフォーラムという素敵な空間でこの映画に出会えたことは、私の人生の中のとても大きな宝物になっている。

またこの週末映画を観に行こうと思う。

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