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Pro Toolsバージョン7のセッションデータからソフトシンセの音をオーディオ化して取り出す

Pro Tools|HD 2 Accel。2003年、かつて私が車を買うくらいのお金を払って購入した当時の最新機種だったけど、今オークションで売ったら1万円にもならないだろう。デジタル機器の値下がりはエグいなぁ。

それでも2019年暮れまで16年間このセットを使い続けたので、まあ元も取れたかな。

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流石に今は引退して、家の中で場所を取るだけの(じゃまな)存在として残っているけど、壊れているわけじゃないので捨てるのも気が引けて。でもそろそろ処分の決断しなきゃと思ってます。

さて、久しぶりに組んで電源を入れたのは、取り出したいデータがあったから。つい先日、昔作った曲のデータを今のPro Toolsで鳴らしてみたら、当時ソフトシンセで直接鳴らしていた音があって、その音色だけ再現できなかった。

そこで、当時のパソコンで当時のセッションファイルを立ち上げてみたというわけ。

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楽曲データを開くと、当たり前のようにPro Toolsバージョン7が立ち上がった。画面が白い!

今日のお目当てはこちら。ACCESS社のPro Tools専用のソフトシンセ「Virus Indigo」。Indigoの中でもV40。

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嬉しいことに、当時の機械で立ち上げると当時のままの音が再生されます。私、このIndigoってソフトシンセ大好きで、どの曲でも必ずってくらい使ってました。

今のPro Toolsではこのソフトシンセの音は鳴らせないので、オーディオ化して録音して書き出します。

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それにしてもPro Toolsバージョン7。驚くほどスムーズに、何の問題もなく使用できます。音を録音して再生するためのレコーダーとしては、いまでも必要十分。

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録音したオーディオデータを、今のProToolsにインポートしてみました。再生すると「めっちゃいい音。」

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なんだよ~。Pro Toolsのやろう。このソフトシンセ使えなくすんなよ。

特に用途もなく、自分のために作ったインストゥルメンタル曲なんですが、機会があれば、ミックスして発表できればと思ってます。

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