エミール_クラウス_タチアオイ

タチアオイ ~閑話 独り言

3年ほど前に
散歩していて気がついた

ピンクのタチアオイが咲いていた
それは、いつか美術館で観た
エミール・クラウスのそれとは違い
もっと鮮やかな・・・
透明水彩画の絵の具の「オペラ」色

昨年は花が切られていた
工事用の柵がつけられて
もうすぐ施工だと案内が

つい先日までは
まだ工事は始まらなくて
だけど土が掘られていた


あの時、こんな所にタチアオイ
また来年も咲いてるのを見たいって
花も私に向かい空き地から
ひっそりと私に笑いかけてくれていた


先日は切られてしまったのか背が低く
やがて建物に隠れるのか抜かれるのか

看板にはアパート予定らしきことが
タチアオイは移植されるわけでなく
白いシートの向こうで建物が建つのを待つことに

もしも工事が終わったら
住人になる人は
窓から花を見ることが出来るだろう

もしかしたら狭い隣の建物との間から
「私を見つけて」と、私の散歩中に
呼びかけてくれるかもしれない

その日まで、さようなら
そして、会えたら嬉しい

*画像は、ベルギーの画家エミール・クラウスの「タチアオイ」

薄いピンクで美しい。確か、東京ステーション美術館での催し。6~7年ほど前?
印象派と写実の中間くらいだ説明書きに。

日本からもベルギーに留学していた2名の画家の作品があったのを覚えている。残念ながら資料は棚の奥の奥にある。

*オペラ色は、ホルベイン社の鮮やかなピンク色
私は透明水彩の絵の具は色々メーカー、試しました。
お気に入りはドイツのシュミンケ。不純物が少ないために色に透明感がある。ただ、高額...。

オペラ色は、他のメーカーにはない珍しいピンク色で、これだけは欠かせなかった。

読んで下さり、ありがとうございました。

読んでいただき、ありがとうございました。 心理職以外の仕事の1つとして、DV被害で困ってる方々に情報提供をしています。そちらへの支援に使わせて戴きますね。