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〖詩〗 なつのおわり

残暑のころ
夏をさがしに行きたくなる
その残り香をかぎたくなる
ついつい
田舎の川原へ向かっている
夏草のしげみを割って
石の合間に落ちつくだろう
最後の入道雲を眺めながら
涼しい流音ながれね
心地よい夕暮れを感じる

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