前回の#27 習慣化に向けて目標設定時の3つの心得！に引き続き今回は挫折しそうなった時に必要な7つの心得をお伝えします。

習慣化を始めて挫折してしまった、もうすぐ挫折しそうと言う時皆様はどうされていますか？

自分のイメージ以上の自分になれない

”人間は想像した以上の範囲でしか実現できない”などいくつかの自己啓発の書籍などで目にしたフレーズです。スポーツ選手であったり、大きな使命をもって会社を起こした人などは、表現は少し違っても似たような表現をされています。

そこまで大きなビジョンではなく、ちょっとした習慣化に関しても同様な事が言えるのではないでしょうか？

体験談

新卒で入社後、実は少しだけスペイン語を独学していました。3つ上ほどの英語がペラペラの先輩が実はスペイン語を学んでいると聞いたからです。英語もある程度独学で学習を習慣化した成功体験から費用のかからないラジオスペイン講座を半年以上続け、お手軽な旅行費でスペイン語が話せるメキシコに2回ほど一人旅もしました。新婚旅行もスペインに行き、片言の旅行で使える程度の一言集を使いながら楽しむ事もできました。
しかし転職を境に生活環境がガラリと変わり、IT関連の分野に没頭し、スペイン語学習は自然消滅しました。

私は大学修士課程1年の時に英検準１級を取得しましたが、その時は１級などは壁が高すぎて、全く学習しようとは思いませんでした。転職後も、英語を実務で使うことを優先してどちらかというとTOEICを受けていました。しかし25年以上経ち、51歳に複業にむけて取り組むとふと英検1級取得が頭をよぎったのです。

テニスのスピンサーブは何度もチャレンジしうまくいかず、”出来た！”と感じる僅かな期間と”なかなかうまく継続できない”という期間の繰り返しです。

違いは何？

スペイン語に関してはスペイン語を話している自分を英語ほど強くイメージできていませんでした。どうせ何かあったら英語を話せばコミュニケーションができるしとそこまで本気ではなかったのです。

他方、英検1級に関しては全く頭に想像できない期間が25年以上あったにも関わらず、ふと取得している自分がよぎったのです。

テニスのスピンサーブに関しては出来ているイメージと出来ないイメージが交互に訪れます。そして結果もその通りになります（笑）

自分のイメージとのギャップ探しが人生の楽しみ

嬉しさと悔しさが交互に訪れますが、私は

• いつまでも習慣化が継続するとは限らない

• 一度やめた事が何かのきっかけで再開したい意欲がくるかもしれない

• 挫折しそうになったらこの求めるイメージとのギャップを楽しむ

• 一度イメージした目標を見直し再形成する

と前向きに考え

• 習慣化を継続し、出来るようになったら心のなかで”よっしゃー！”と喜びを噛み締める

• うまく行かなない時は目標を微調整し、頭の中で修正した目標が出来た時のイメージでよっしゃーとやはり喜びを噛締める。そして新たに習慣化の行動へ移す。

• 本当に出来ない時は”いつか出来るかもしれない”と一旦休止し、他にやりたいことに目を向ける。

今回で習慣化シリーズは終了です。

それでは私のNoteを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

2023 10月追記

英検1級取得後もせっかく覚えた単語を忘れたくなく単語帳アプリで復習し続けていました。

NHK worldや英語NewsのPodcastで英検1級で覚えた単語と遭遇した時にも嬉しかったのですが先日2023年度第2回の英検1級の過去問の語彙問題を解いてみました。すべての選択肢が分かったわけではありませんが、正解の語彙問題は全て分かり、満点でした。（最初の25問）

日々の習慣の積み重ねの効果を改めて体感しました。１，２ヶ月全く復習しなければきっと半分も解けなかったかもしれません。