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[詩] 洞窟探検

この先に

知らない景色が見えるはず

踏み入れたのが 運の尽き

ずいぶん奥まで来ちまった

だいぶん時も流れたな


帰り道

見失うことないように

糸を垂らしてきたけども

途中で切れたりしてないか

急に不安に襲われる


確認の

ためにこの糸引いたりは

しないけれども期待する

洞窟の外の誰かがこの糸の

先を握ってこの俺に

ここで帰りを待ってると

伝えてくれはしまいかと



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