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アリとキリギリス

今日は雪の予報も出ているというのにふと思い出した。

夏休みの宿題を今年こそ少しずつ取り組んで欲しいという願いを込めて、夏休み前に息子に、アリとキリギリスの話を読んで聞かせたときのこと。

彼の感想(?)はこうだった。
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アリは「死にたくない死にたくない死にたくない」ってそればっかり考えて、夏と秋の間ずっと食糧を貯めている。
保存食糧としては暑い夏の日差しで干からびたミミズなんかも有効。

一方、キリギリスは「たとえ冬に死んでもいいから、一度でいいから夏中遊んで楽しく暮らしたかった。」「そして冬になって本当に死んでしまうけど、やっぱり楽しく暮らしたほうが良かった。」

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これ聞いたときの私の呆然とした気持ちを察して欲しい。

宿題に関しては「こりゃダメだ。」

お話に関しては「確かにキリギリスのほうが楽しいかも?」

子どもに関しては「将来冒険家とかになるのかな。やめてほしくても、挑戦させないと生きてる意味ないのかな。」
である。

考えすぎかもしれないけど。

ここで質問。
アリとキリギリスって教訓的な話で使いがちだけど、そもそもそんな結びは存在しましたっけ?
どっちが良いとか悪いとかあったかな?

息子くん、母はハイブリッドでお願いしたいです。

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