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鉱石のはたらき

鉱石ラジオ
なんとなく「鉱石ラジオ」が気になって調べてみた。
ノスタルジックな言葉の響きが素敵。

書いてあったこと:鉱石ラジオは、回路の一部に鉱物の結晶を用いた受信機で、アンテナから拾った微弱な電波のエネルギーをそのまま利用してイヤフォンを鳴らす。

なんと電池を使わない!
空気中の電波から拾った電気だけを使う!

びっくり仰天。
鉱石はどんな働きをしているのだ?

(ちなみに鉱石はメジャーどころで黄鉄鉱とか4種類ほどあるらしい。私の日常生活ではあんまり聞いたことがないやつだった。)

私の理解だと、ここで使う鉱石は、電気が流れる方向が片方だけという性質がある。
そのため、本来電波のプラスマイナスで打ち消しあうところ、どっちかだけ受け取ってくれる。

(ぶっ飛んだ感想)

電波自体がプラスマイナス打ち消しあってる。どちらかだけ取り出すとエネルギーになる。ってことだ。

拮抗する綱引きの綱の真ん中を
ハサミでちょん切れば、ものすごい力が2つ取り出せる。

一見、「無」だとか「中性」だとか「拮抗」しているだとか、なんにもないところからエネルギーって取り出せる。ちょっとした「個性」だとか「力」で。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
水晶振動子
鉱石って不思議だなと思って
次に気になったのは時計に使われる水晶だ。

薄い水晶は、圧力をかけると表面に電気を帯びる。
帯びる電気は圧力を下げるとプラスマイナス反対になる。
反対現象もあって、水晶の両面に電気を当てると水晶が曲がる

電気を流すと結晶が伸び縮みして変形、振動するこの性質を利用してできたのが時計に使われる水晶振動子だ。

1秒間に振動する回数を周波数(単位はヘルツ)と呼ぶが、これは水晶の形や大きさで決まるらしい。
一般にクオーツ腕時計の水晶振動子は1秒間に32,768回振動するようにカットされるそうだ。

同じような性質を持つ鉱物は他にもあるが、水晶は精密で安定した周波数を発生させられるので、時刻が狂いにくいとのこと。

ここまでの私の理解だと、水晶には自分の表面の電気の力をキャッチして変形する能力がある。

(ぶっ飛んだ感想)
水晶は周りの微弱な電気で自らの形を変えることができるのだ。

水晶玉占いで、空気中に漂った
あらゆる未来の可能性や、遠く離れた場所での出来事を映像でチラ見させてくれるくらいできそうな気がする。

いや、占ってもらったことないんだけど。

鉱石ラジオは音が小さいから、クリスタルイヤフォンっていうのを使うんだって。(水晶ではない。ロッシェル塩を使っている。)

クリスタルイヤフォンの役割が占い師さんだと思う。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私はあんまり宝石とかは持ってないんだけれど、鉱石面白いなぁ!

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