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【私の‘’日本ワイン始まりの地” 山梨県勝沼ワイナリー巡り】

2014/4/14

『勝沼ワインの旅』 2014/3/13~15
少し前の話ですが、夢にまで見ていた山梨の勝沼に行ってきました!!
始めに、この旅に行くきっかけとなり、一緒に実現してくれた友達には本当に感謝しています。


なぜ今更1か月前の話をするのかというと、この旅がここ最近のいろんなセミナーへ参加したり勉強会に行ったりする大きなきっかけになったと実感していて、出会った方への感謝の意味も込めてまとめておきたいと思ったからです。


この旅に行かなければ、ここ一か月たくさんのセミナーや業界向け試飲会、講演会などを探して行くというように行動的になったり、そこでたくさんの素敵な方にお会いできたり、たくさんのことを学ぶことはできなかったと確信しています。

初めて味わう甲州ですが、とってもおいしかったです!酸味や香りなどが主張しすぎず、そこが謙虚さもありおしとやかでもあるのではないかと思い、まさしく日本の料理、調味料などに合わせることでお互いを引き立てあうということでぴったりなのではないかと思いました。


3日間、歩き回って計8つのワイナリーさんに行ったのですが、特に3日目に訪れた白百合醸造さんには本当に感謝しています。女性スタッフのアドバイザーの方が近くの畑、製造ラインや今は稼働していない機械の中(機械バージョンのピジャージュができる大きなタンクの中など!!)を、とっても丁寧に答えてくださりました!

やはり、実際に見て、生産者の方々の思いを直接聞き、それを思いながらワインの外観・香り・味わいを感じとると、ボトルの背景にあるぶどうの畑、造り手の方の努力や思いを想像し、そうすると言葉にできない味わいにも感じられ、本当に感動だなと思いました。

実際に勝沼を歩いてみないとわからない発見がたくさんありました。特に感動したのは“ぶどうの丘”に行くまでのきつい坂道を上っていた時のこと。頂上付近の崖状になっている斜面に一生懸命生えているぶどうの木を見つけました。支柱やワイヤーもしっかりあってこんなところで世話をしている方もいるのだということも驚きでした。もちろん、なだらかな地形のぶどうよりこのような斜面のぶどうの方が偉い。というわけでもないですが、このぶどうの木や、まだ実際には見たことのないドイツのモーゼルのような急斜面で生きるぶどうの木にも本当に感動や尊敬を強く感じました。

ぶどうの木は本当に人生を教えてくれるなあと最近思っています。『肥沃な土地、雨量の多い気候ではおいしい実はならない。やせた土壌で一生懸命生きようとするからこそおいしい実をつける。』

そして3日目、今回の旅の目的の半分を占める「甲州市 勝沼ワインゼミナール」に行ってきました。

日本ワインジャーナリスト『鹿取みゆきさん』や『蛯原健介先生』、『甲州市役所の石原さん』のお話は本当に勉強になり、これからのワイン、日本ワインを考えるときに必ず考えるべきというポイントを講演してくださり、とても刺激になりました。

特に原産地呼称や日本のワイン法になるような規制づくり、ワイナリー増加の現状についてのことなどは興味がありとても興味深く考えさせられました。でもまずはもっともっと学ぶことから始めないと、と思い、さらに全国の生産地に実際に訪れて学びたいと思いました。

ゼミナールの会場では白百合醸造の内田社長に声をかけていただき、お忙しい中いろいろ教えてくださり、社長の持つ考えに魅力を感じ感動しました。海外にも出ていろんな価値観を感じなさいと言ってくださり、各国のぶどうの木、造り手の方を訪問して、またいろんなものを見ていろんな人に出会って感動して吸収したいと思いました。


さらに、ゼミナールの会場でたまたまお会いした方と帰りの電車でご一緒させていただき、その間中もたくさんのことを教えていただき、とても刺激になりました。ここでのお話も、いろんな勉強会に積極的に参加する大きなきっかけになっているなと実感していて本当に感謝しています。

この3日間の感動は言葉では伝えきれないほどあります。
2月はずっと家にこもって勉強していてSNSはその妨げになるから秋まで断ち切ろう。と思っていたけど、今回の旅で、人とのつながりを持つこと、いろんな人や物に出会うこと、情報を集めることは自分の財産になるのだなと思い直して、これからは時間を見つけ、参加し感動したセミナーの記事などを書いて、自分の中だけでなく誰かに伝えられたらなと思っています。
そして、今しかできないこと、今自分が興味を持っていて学びたいことは全力で積極的に勉強したいと思っています。
これからもどんどんセミナーや講演会に参加します!

私はワインに出会ってからまだ半年くらいの未熟者で勉強を始めたばかりで恐縮なのですが、心からワインに魅力を感じています。なので、ワインと長く付き合ってこられた方、ワインに対して同じような思いを持っていらっしゃる方とたくさんつながりを持っていきたいと思っています。

私は、幅広く知識・経験を持っておられる方ももちろんですが、心からワインが好きで楽しんでいる方とか、この魅力を人に伝える活動・仕事をしている方を最も尊敬しています。勝沼の旅ではそんな方にたくさんお会いすることができました。本当にうれしく思っています。

勝沼のワインゼミナール以降のここ一か月に参加したセミナーなどでもそんな素敵な方々にたくさんお会いしました。これからなるべく学んだことや感動したことをなるべく記事にして記録に残していきたいと考えています。


また、こんな自分にワインという、魅力あふれ、こんなにも感動させてくれるものに出会わせてくれたことにも本当に感謝しています。なので、ワインの感動をたくさんの人に伝えるということにかかわれる仕事をしたいなと思っていますし、今の仕事でも、たくさんの方にワインの魅力を伝えられる用にもっともっと努力したいなと思いました。
そのため、今からいろんな方とつながりを持たせていただきたいと思っています。
よろしくお願いいたします(^^)

おいしいワインを生み出すぶどう、ぶどうを育てる自然、おいしいワインをつくってくださっている方に感謝することを忘れず、それを思ってこれからも日本や世界各国のいろんなワインをじっくり味わい、もっともっと学びたいなあと本気で思っています。
今回の旅で山梨が好きになりました。また帰省します。

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