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米ミシガン大学、安定性の高い移動が可能なスケート型三足ロボット「SKOOTR」を開発

2024年3月16日付Tech Xploreによると、米ミシガン大学の研究者は、安定性の高い移動が可能なスケート型三足ロボット「SKOOTR」を開発した。

本研究では、ボールロボットの操縦性と脚式ロボットの安定性と多用途性を組み合わせることを目指し、ヒトデやクモの巣のような放射状に対称な構成を使用すると、ロボットは簡単に方向を変えることができるが、押すことと回転することを同時に行うことによって生じる新しい移動形式を発見する必要についてさらに研究した。

開発されたSKOOTRは、中央に位置する大きな球体と3本の脚で構成されており、受動的に回転する球体の上部は、ロボットの機能をサポートするすべての電子機器を保持する中央ハブとなっている。各脚には屈曲と伸展を制御する2つのジョイントがあり、その先端にはハイブリッド接触モードがある。また、SKOOTRはカスタマイズ可能で、球体はユーザーの特定のニーズに合わせて簡単に交換できる。実験では、SKOOTR は、従来型の設計の他の3足ロボットよりも優れた安定性を示し、障害物を乗り越えることや、階段を上ることにも成功した。

将来的には、SKOOTR を現実環境に導入して試験を行い、さまざまなタスクに取り組む能力を調査する可能性があるとしている。

出典:
2024年3月16日 Tech Xplore(英語)
https://techxplore.com/news/2024-03-skating-tri-robot-capable-highly.html