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RobiZyは、企業、大学、行政機関、士業の方々等ロボットビジネスに携わる様々な方々と連携し、安全・安心で円滑・継続的なロボットビジネスの実現を図ることを目的とします。

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最近の記事

米スタンフォード大学の研究チーム、火星の洞窟の探索に使用できるクモ型ロボット「ReachBot」を開発

2024年4月18日付TechXplore.comによると、米スタンフォード大学の研究チームは、火星の洞窟の探索に使用できるクモ型のロボット「ReachBot」を開発した。 ReachBotは、小型および中型のロボットではアクセスが難しい領域、たとえば洞窟や溶岩洞を探索できるように設計された中型ロボットで、歩行に使用できる伸縮可能なブームのような脚を持ち、岩壁につかまるために3本指のグリッパーを備えている。また、潜在的な地形を調べて足を置くのに適したエリアをマッピングするプ

    • 加MDA Space社、国際宇宙ステーションのロボット運用支援に関するカナダ宇宙庁との契約を延長更新

      2024年4月18日、加MDA Space社は、国際宇宙ステーション(ISS)におけるロボット運用をサポートするカナダ宇宙庁(CSA)との契約を、2025年から2030年までの2億5000万ドル相当の契約として延長更新したと発表した。同社は2001年以来、CSAおよびその国際パートナーとともに、ISSのロボットシステムである「Mobile Servicing System: MSS」の運用を支援してきた。 本契約延長により、同社はISSのミッション運用をサポートするロボッ

      • 米ボストン・ダイナミクス社、ヒューマノイドロボット「Atlas」の完全電動型を発売

        2024年4月17日、米ボストン・ダイナミクス社は、ヒューマノイドロボット「Atlas(アトラス)」について、油圧式製品の廃止と、完全電動アトラスロボットの発売を発表した。 完全電動アトラスは、従来製品の重くて不規則な物体を持ち上げての操作が可能という機能は引継ぐとともに、より強力で、可動範囲が広くなっている。また、同社は顧客環境で予想されるさまざまな操作ニーズを満たすために、いくつかの新しいグリッパーのバリエーションを模索している。 また、ソフトウェアに関して、シミュレ

        • イスラエルMentee Robotics社、AI駆動のヒューマノイド・ロボット「Menteebot」のプロトタイプを発表

          2024年4月17日、イスラエルMentee Robotics社は、AI駆動のヒューマノイド・ロボット「Menteebot」のプロトタイプを発表した。 Menteebotプロトタイプは、動作のあらゆるレベルにAIが組み込まれ、動作にはシミュレーション・トゥ・リアリティ(Sim2Real)と呼ばれる新しい機械学習手法を、3Dシーン表現にはNeRF (Neural Radiance Fields)ベースの手法を活用している。実演では、ナビゲーション、ロコモーション、シーン理解

        米スタンフォード大学の研究チーム、火星の洞窟の探索に使用できるクモ型ロボット「ReachBot」を開発

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          米カーネギーメロン大、米ワシントン大、英Google DeepMind社、歩きながら脚を使って物体を操作できる四足歩行ロボット「LocoMan」を開発

          2024年3月27日、米カーネギーメロン大学、米ワシントン大学、英Google DeepMind社の共同研究チームは、歩きながら脚を使って物体を操作できる四足歩行ロボット「LocoMan」を開発し、プレプリント・サーバ「arXiv」に論文を投稿した。 このロボットは、その多用途性と器用さで際立っており、さまざまな物体操作タスクを効率的にこなすことができる。上部にアームを搭載した従来の四足歩行ロボットとは異なり、前脚にマニピュレーターを統合したユニークな設計により6次元操作

          米カーネギーメロン大、米ワシントン大、英Google DeepMind社、歩きながら脚を使って物体を操作できる四足歩行ロボット「LocoMan」を開発

          カナダのウォータールー大学、人間とヒューマノイドロボットのコミュニケーション能力を向上させた研究を発表

          2024年4月11日、カナダのウォータールー大学は、人間がヒューマノイドロボットと自然にコミュニケーションできる能力を向上させた研究について発表した。 同大学の研究者らは、人間の耳が通常位置する場所に、2つのマイクを使用して、音声が到来する方向の推定を生成するのに役立つロボット用の聴覚システム、及び、物体や壁などの表面で反射される音によりロボットが誤った判断をしないように信号処理パイプラインも構築した。また、ロボットの処理速度を最適化し、全体的なパフォーマンスと遅延に基づい

          カナダのウォータールー大学、人間とヒューマノイドロボットのコミュニケーション能力を向上させた研究を発表

          デンマークUniversal RobotsUR社、米MathWorks社の「MathWorks Connections Program」に参加

          2024年4月9日、米国の数理計算ソフトウェ開発企業MathWorks社は、デンマークの協働ロボット企業Universal Robots(UR)社を、MathWork社の「MathWorks Connections Program」に迎え、両社のパートナーシップを強化すると発表した。 本プログラムは、MathWork社の「MATLAB®」および「Simulink®」をベースにした補完的な製品、トレーニング、コンサルティングを開発・販売する組織を支援するもの。MathWor

          デンマークUniversal RobotsUR社、米MathWorks社の「MathWorks Connections Program」に参加

          中国のAgibot社、ヒューマノイドロボット量産に向け上海に工場を建設

          2024年4月8日付KRJapanによると、中国のヒューマノイドロボットを開発するスタートアップ「智元機器人(Agibot)社」が、上海に初の量産工場を建設する。同社は、3月初めに、工業団地の運営を手がける上海臨港経済発展集団と戦略的パートナーシップを締結している。 同社は、2023年8月に、第1号のヒューマノイドロボット「遠征A1(RAISE-A1)」のデモを公開した。RAISE-A1は身長175センチで体重53キロ、最大時速7kmで歩くことが可能。全身の耐荷重は80キロ

          中国のAgibot社、ヒューマノイドロボット量産に向け上海に工場を建設

          米カーネギーメロン大学、ヒューマノイドロボットの効率的な遠隔操作を可能にするフレームワーク「Human2HumanOid(H2O)」を発表

          2024年3月7日、米カーネギーメロン大学(CMU)の研究グループは、人間サイズのヒューマノイドロボットの効率的な遠隔操作を可能にするフレームワーク「Human2HumanOid(H2O)」に関する研究論文を「arXiv」に発表した。 H2Oフレームワークは、強化学習(RL)を活用してリアルタイムの全身遠隔操作を実現し、人間がヒューマノイドロボットを遠隔操作できるようにするもので、RGBカメラに依存することで、スポーツをする、台車を押す、箱を動かすなど様々な作業を行うヒュ

          米カーネギーメロン大学、ヒューマノイドロボットの効率的な遠隔操作を可能にするフレームワーク「Human2HumanOid(H2O)」を発表

          カナダSanctuary AI、汎用AIロボット供給に向け、カナダMagna International社と戦略的パートナーシップを締結

          2024年4月11日、カナダSanctuary AIは、カナダの自動車部品会社Magna International社と戦略的パートナーシップを締結し、Magna社の製造業務のための汎用AIロボットを開発すると発表した。 本提携により、Magna社は、 自動車製造プロセス内の複数のアプリケーションに、Sanctuary AI社のロボットの独自の機能を活用する。 Sanctuary AI社は、製造業及びそれ以外の分野にも変革をもたらす数多くの最先端テクノロジーとして、ヒュー

          カナダSanctuary AI、汎用AIロボット供給に向け、カナダMagna International社と戦略的パートナーシップを締結

          中国のロボット企業UBTECH Robotics社、2023年12月期決算が前年期比4.7%増の10億5500万元

          2024年4月6日付36KRJapanによると、中国のロボット企業「優必選科技(UBTECH Robotics)社」が3月28日、2023年12月期決算について、前年期比4.7%増の10億5500万元(約220億円)と発表した。 同社は、2023年12月29日に、香港証券取引所に上場しており、上場式典で、CEOのZhou Jian氏は、工業生産、商業サービス、家庭内でのコミュニケーションなど、ヒューマノイドロボットの3つの主要なアプリケーションシナリオに焦点を当てていると述

          中国のロボット企業UBTECH Robotics社、2023年12月期決算が前年期比4.7%増の10億5500万元

          米南カリフォルニア大学他5大学とNASA、惑星探査向けロボットの共同研究プロジェクト「LASSIE」を推進

          2024年4月3日、米南カリフォルニア大学(USC)は、テキサスA&M大学、ジョージア工科大学、オレゴン州立大学、テンプル大学、ペンシルバニア大学およびNASAと共に、宇宙や他の航行困難な環境での科情報収集能力開発を目的とする共同研究プロジェクト「Legged Autonomous Surface Science In Analog Environments:LASSIE」を推進していると発表した。 共同研究チームは2023年夏に、オレゴン州の雪を頂いたフッド山の標高約6

          米南カリフォルニア大学他5大学とNASA、惑星探査向けロボットの共同研究プロジェクト「LASSIE」を推進

          米Kiwibot社と台湾AUTO Mobility Solutions社が合併、配送ロボットのセキュリティ対策を強化

          2024年4月3日、米Kiwibot社は、配送ロボットのセキュリティ対策を強化するため、台湾AUTO Mobility Solutions社との合併を発表した。 カリフォルニア州バークレーを拠点として事業を展開するKiwibot社は、大学キャンパスにおけるロボット配送をリードしており、2017年以降、米国、ドバイ、サウジアラビアなどグローバル市場に進出。同社はデリバリー・アズ・ア・サービス(DaaS)モデルのために2023年12月に1,000万ドルを調達している。AUTO

          米Kiwibot社と台湾AUTO Mobility Solutions社が合併、配送ロボットのセキュリティ対策を強化

          スイスのABB Robotics社、ロボットマイクロファクトリー利用に向け英国AUAR社と提携

          2024年3月20日、スイスのABB Robotics社は、持続可能な低エネルギー木材住宅建設のためのロボットマイクロファクトリーの利用を促進するために、英国に拠点を置くスタートアップAUAR社と提携したと発表した。 ABB社はこれまでに建設会社のプロセス自動化を支援しており、同社のロボットは、世界中のさまざまなモジュール式アセンブリや3Dプリンティングの建築プロジェクトだけでなく、ロボットによる自動化を建設に統合する新しい方法を研究する学術プロジェクトでも広く使用されてい

          スイスのABB Robotics社、ロボットマイクロファクトリー利用に向け英国AUAR社と提携

          独Rainbow Robotics社、独シェフラー社および韓国電子技術院とAI移動型デュアルアームロボット共同開発の了解覚書を締結

          2024年2月22日、ドイツのロボットプラットフォーム企業Rainbow Robotics社は、ドイツのシェフラー社および韓国電子技術院(KETI)とAI移動型デュアルアームロボットを共同開発する了解覚書(MOU)を締結したと発表した。 Rainbow Robotics社は、車輪型ロボットベースの上に人型デュアルアームロボットを搭載した新型移動ロボット「RB-Y1」を発表しており、本契約により、Rainbow Robotics社は、「RB-Y1」を含めたAIベースのロボット

          独Rainbow Robotics社、独シェフラー社および韓国電子技術院とAI移動型デュアルアームロボット共同開発の了解覚書を締結

          米Locus Robotics社、仏GEODIS社と提携し、高性能次世代ロボット・オートメーションをメキシコに導入

          2024年3月11日、米Locus Robotics社は、仏GEODIS社と提携し、eコマース向けの高性能次世代ロボット・オートメーションを、GEODIS社のラテンアメリカ初の拠点に導入すると発表した。 メキシコのクアウティトラン・イスカリにあるGEODIS社の新施設に導入されるこのソリューションは、Locus Robotics社の倉庫運用管理システムプラットフォーム「LocusOne」によって管理される中2階を含む3層構造の全階で稼働する自律走行型協働ロボットフリート「

          米Locus Robotics社、仏GEODIS社と提携し、高性能次世代ロボット・オートメーションをメキシコに導入