【創作note】僕の分身、僕らの進路

細胞がぶつぶつと
滅びて行く間に

僕はひゅんひゅんと
言葉を振り回して

詩をひねり出す

道に迷った誰かが
何かの拍子に
拾ったり

夜中に目を覚ました誰かが
通りすがりに
ワンタッチして行く

そのすべてが
僕の分身

滅び行く本体を置いて

僕らは
外の世界へ散って行く


#僕ら #note #ハート #詩 #創作

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?