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独学でTOEIC975英検一級合格の大学受験英語講師経験者が語る、英語が苦手な人にこそ読んでほしい話

なぜ単語と文法を学ぶのか。


「英語が苦手」

そういう人の大半は、単語の多さと、中学英語から高校英語のステップアップで挫折した人が多い。

「急に難しくなった」

「聞いたことないものが多い」

高校に入って学ぶ単語は文字数が多く覚えにくかったり、英文法は中学校とは段違いで複雑になったりする


日本語の言葉が、格式が高くなればなるほど、難しい漢字になって、画数が多くなったりするように、

学校英語に限らず、英単語も難しくなればなるほど、どんどん長くなっていく。


文や文章になれば、その効果はもっと露骨に現れてくる。どんどん長くなってどんどん読みにくくなるのだ。


だからこそ、大事になってくるのが「分解」


そして、その分解の最小単位が「単語」になる

もっと言えば、「動詞」にある


たとえば、システム英単語やらターゲットといった単語帳で勉強するとき、「品詞」を気にしたことはあるだろうか?


実は単語帳のほとんどが、以下の並びになっている

動詞 →   名詞 →   形容詞 →   副詞


一度今使っている単語帳を確認してみてほしい。

なぜこの並びなのか。

その答えは、この順番でどんどん長くなっていくからだ。

最もわかりやすい例を出そう。

「加える」という意味のadd

その変化形は、下のように変わっていく

add   →   addition   →   additional   →   additionally

動詞の後ろに品詞を変化させる「接尾辞」というものがくっつくことで長い単語が出来上がっていく。

実はこの品詞にもルールがある。原則と言ってもいい。

それらを、もう一つの重要な要素と組み合わせて理解することで英語に対する苦手が「楽しい」や「わかる」に変わっていく


そして、そのもう一つの要素が、私が学校英語を学んでよかったと思える一番の要素。

「文型」


S・V・O・Cを聞いたことがあるだろうか?


中学校や高校、あるいは資格試験の勉強においても聞いたことがあるかもしれない。

実はこのSVOCという考え方は海外には存在しない。

日本人が、日本語とかけ離れた言語である英語を理解するために編み出した術(すべ)の一つなのだ。


一般的に(特に学校英語を批判する人に)は、無用のもの、無駄なものと捉えられがちだが、私はそうは思っていない。


SVOCの、いわゆる5文型を理解し、品詞のルールと分解の仕方を学ぶことで、論理的に、頭で理解した上で英語の学習を進めることができるのだ


そう、「まず単語」、「まず英文法」、と闇雲に暗記だけを促されたために英語を苦手だと思い込んでしまっている人が多いが、

ただ学ぶ順番を変えて、「まず品詞」、「まず文型」、この二つを頭に入れるだけで、「あとは単語と文法を覚えるだけ」という逆転の考え方をもつことができるようになる


その内容はまた次回。



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