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「画像生成AI:絵師」の向き合い方@2023年3月

さて2023年3月現在、イラストで食べていくと決め、口だけだった自分のケツを叩くように会社に退職を告げ(2024年1月現在:結果的に退職ではなく勤務日数の削減となっている)、退路を断った僕が最近タイトルのような思考に追いやられるときの考え方について書きます。
本題の前に非常に残念なお知らせですが、いまの僕は何者でもないタダのIT企業に勤める口だけサラリーマンです。
でも、諦めたくない気持ちは人一倍ですっ。


■著作権問題

まずはこれです。
やはり苦労して積み上げてきた個性を簡単に真似され、マネタイズされてしまったら許せないと思うのは当然ですよね。
残念ながら僕は知名度が低いので↑のような経験はないですが、、ただこれは過去も未来も新しい技術の発展とともに繰り返されてきた避けられない道とも思ってしまいます。
必要なのは可能な限り早く法が整備されること、自分の力では変えられないことに時間を使わず、自分の力で変えられることは何かを見つけることなんだろうなと思うのです。

■需要を把握するために利用する

例えばこんなのはどうでしょう。
AIの進歩によって観る側だった人も欲しい絵を自作できるようになりましたよね。そして、その見る側だった人が生成したAIイラストって需要の塊だと考えます。じゃあ逆にそのAIイラストのええとこを取り入れれば更に自分の絵にもウケる要素が増えるんじゃないかと思うわけです。
やってみて得るものが無ければやめればいいですよね。

■AIに出来ないことを模索するより活用していくべき

いやAIにも出来ない事はあるはず!流石に、綿密な配置・アングル・ポーズなどは再現できないのではないか?と考える人もいるかもしれませんが、一昔前は破綻だらけだったAIイラストがここまで進歩したように、出来ない事が無くなるのも時間の問題だと思っています。
そしてアナログからデジタルに移行したときと同じく、絵師もAIを活用することが当たり前になると容易に予想できます。
ならば抗うことを考えるよりも、「人より早く取り入れてやろう」と考える方が未来が明るいかもしれませんっ。

■AI活用のメリット1 時短要素

では実際に取り入れたらどうなるか、って話です。(まだ想像段階)
ラフ等の制作工程にAIを活用することが出来れば、イラスト制作のスピードが上がるのではないかと考えます。
いづれ「決まった位置にレイヤーを分けてキャラと背景を配置」みたいなことが出来れば、あとは事前に自作絵をAIに学習させて生成することで、微調整だけで絵を完成させることも可能になりますねっ。
ただ、自分で描き上げたんだ!という満足感は無いでしょうから、、仕事感覚ですよね。なので手描きは趣味の時間でやるというのもありかもしれません。

■AI活用のメリット2 ランダム要素 

画像生成AIは、1つのプロンプトに対して高速かつ大量にランダム性をもって複数の画像を生成することが可能です。そのランダム性を生かせば、時に想定しない魅力が副産物として生まれる可能性もありそうですよね。

■神AIアーティストの誕生

ここからは僕が、今後どうなっていくのか楽しみなことについての話です。
画像生成AIの能力は確かに凄いですが、次第にただ質の高いだけのAIアートは評価されづらくなっていきそうですよね。
となると、やはり抜きんでたセンスを持つAIアーティストというのが誕生するのではと思います。
そんなアーティストが生み出す作品がどんなものなのか、というのは楽しみでなりません!


以上
一人でも共感や安心を与えられたらよいなと思う次第ですっ!

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