2017年もあと1時間を切った。今僕は大阪に帰ってきて、実家のリビングでこの日記を書いている。除夜の鐘も鳴り出した。

今年1年はほんっとうに色々あった。それこそ今まで生きてきた価値観が根底からひっくり返るほどに。振り返ってみようにも時間が足りなさすぎる。

ダイジェスト的にまとめると

【前期】仕事も副業もめちゃめちゃがんばって最高の成果を出してやろうと決める。そのためにフットワークを軽く、行きたい場所や会いたい人のところに行って、いろんなことの挑戦し始める。

【中期】新しい出会いや発見があり、私生活はかなり充実する。しかし、肝心なところでミスが出たり本業の職場で問題が頻発するようになり、なんとなく違和感を覚えるようになる。

【後期】明らかに心身の調子を崩して、職場に出勤するのが怖いと感じるようになる。やたらと物事をネガティブに考えるようになり、自分でも初めての感覚に戸惑う。思い切って精神科に行ったら「発達障害（ADHD）」の診断を受ける。

天国と地獄。出だしは最高のスタートが切れたんだけど、最後の最後にどん底に落っこちた。今現在は自分がADHDだということを受け入れつつあるのでだいぶ楽にはなってきた。

結果的に3年ほど務めた店長職を辞退させていただくことに。自分から退くなんてことは今までやったことなかったが、自分の体や心のことを考えると仕方のない選択だった。

昨日が最終営業日だったので、今はもう店長ではない。無責任な言い方になってしまうが、正直ホッとしている。心地よいと感じていたプレッシャーがいつの間にか重荷になっていたんだろう。

来年からは一歩引いて、自分のできる範囲のことを、無理せず続けていく。仕事自体を嫌いになったわけではないので、今の自分にもやれることはあるはずだ。

会社にはオープンにしているが、今まで障害者雇用枠で雇ったみたいな話は聞いたことがない。役職は無くなるものの、給料が極端に下がったりはしないはず。

とりあえずは、生活リズムと仕事との向き合い方を変えて、自分のペースで生きていけるようになるのが直近の課題。そのための店長辞任だし、年明けには引越しもする。

12月の繁忙期営業のせいもあって体はガタガタだが、心は前向き。何があっても人生はまだまだ続いていくことだけは変わらない。今思えば、死にたくなるほど堕ちる前に自分を止められたことはファインプレーでしたな。

最後になりますが、不安定な僕を支えてくれた皆様、本当にありがとうございました。おかげでなんとか投げ出さずにやれています。

そして、来年も何が起こるかわかりませんが、飽きずにお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いいたします！