亡き母の思い出〜豪快な投げ技の巻〜
先日、このようなバッジが届いた。
1年のときも2年のときも思った『もうそんなに経つのか』と。そして『こんな自分がよく続いたな』と。
『継続は力なり』と言うけれど、なんとなく続けられている私には 全然力になっていないような気がする。
ただただ楽しんでいるうちに3年が経った。
まぁそれが私にとってのnoteのあり方なのかも。
これからもよろしくお願いします。
さて、今回は久しぶりに母の思い出でも語ってみようかな。
もう成人になった2号くんが生まれて間もなく亡くなったから、20年以上も経つんだな。
冬になると一度は思い出すのが今回書く思い出。
私は、今でこそ大雑把で小さなことは気にしない性格なのだが、小さい頃は 今の私からは想像もつかない程の神経質だったらしい。
あまり細かいことは憶えていないのだが、冬になると雪遊びをするくせに、体にちょっとでも雪がつくと 大袈裟なくらい ほろっていた。
そんなんだから、雪山からゴロゴロ〜と転がることなんか絶対に嫌がっていたらしい。
そんな姿をいつも見ていた母。
『こんな神経質で、将来ちゃんとやっていけるんだろうか』
と心配になったんだって。
そんな思いから母がとった行動に驚いた。
冬になると雪かきによって必ずでき上がる雪山。毎年ハンパないくらい大きな雪山が完成する。
母は幼い私を抱えて雪山の傍まで行き、思いっきりぶん投げたんだって!
それで子どもが喜んでいるなら遊びで済むんだろうけど、その頃の私の場合 当然ギャン泣きですわ!下半身がスッポリ雪に埋まってるんだから。
雪に埋まったショックとか身動きがとれない恐怖とか、いろんな思いが入り交じっていたんだろうな。
そんな私の様子をしばらく見ていた母親を たぶん私は『オニ〜!』と思っていたことだろう。
そんなスパルタ教育を受けた私は今逆にとんでもなく大雑把で大抵のことは気にしない性格になった。
それが良いことなのかどうかは さておき、今の私は嫌いじゃない。
だから、ありがとう、母さん。
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