詩『とらわれず』

今からもう
ずっと昔

とらわれずに人を愛し
とらわれずに人と別れ

とらわれずに感謝し
とらわれずに謝り

ほめられても
ばかにされても

とらわれず

最後はその
とらわれないことにも

とらわれず

心はいつも
しんとして

満たされている
人がいた