憲法9条の解釈改定の時、たくさんの人がデモを起こして批判していた、それが僕の中では結構大きな出来事として記憶に残ってる。

あの時は特に学生たちが集団で国会の前に集まってデモを起こしてテレビでもネットでもそれがずっと中継されてて、僕は同年代ながら「こいつらバカだなぁ」と思いながら、

Twitterでいろいろ彼らをバカにする話をしたり中継を見て笑ったりしてた。

そうじゃなくても日本じゃ日常的に沖縄とか国会前とかでデモが行われていて、デモまでいかなくても駅前で暇そうなおばちゃん達が「安倍はダメだ、自民党はダメだ」みたいなことを言いながらビラを配ってる。

あの人たちがどれだけ無駄なことをしているかを語ろう。

🍰駅前でビラ配りしてるおばちゃんとかおじいちゃんとか、主婦とか。

僕が、娯楽とか人間関係とか稼ぎ方とか生き方のこととかを考えながら外を歩いているときに、とっても暇そうな人たちが平日の昼間からビラを配っているのはすごく滑稽で、日本国民サンプル一人分の価値しかない無能な人間なんだろうなぁと思いながらビラを受け取らずに通り過ぎる。

あの人たちはきっと一般人一人分の価値がとっても小さいことを理解していて、自分がどれだけ無能かも分かりきってて、

「自分は一般人で何の力もない、じゃあせめてたくさんの人を集めて大きな力を持って意見すればきっと話を聞いてくれるんじゃないか、日本は変えられるんじゃないか」という発想で駅前のビラ配りをしてるんだろう。

もしかしてあれは副業になってるのかな？そういうことをさせたいスポンサーがいて、おばちゃんたちは空いた平日昼間の時間帯で小遣い稼ぎをしているのかな？それなら納得だけど、多分これはただの皮肉にしかならない。

普通に日本を変えようと思って自主的にやってるんだろう。

あの程度じゃ普通に日本は変わらないし、どれだけ努力してどれだけうまくいってどれだけ社会に貢献したとしてもおばちゃんの人生は変わらない。

🍰日本を変えてどうしたいの？

人間は自分のために活動するべきだし、もし他人のために行動するとしてもそれは最終的に「自分に返ってくる」「自分がそうすることで幸せになれる」っていうのが主な心理で、

彼らはノーリターンで他人の平和を願っていると思い込んでるけど実際は自分がそうすることで何かの形で幸せになれるから、他人のために行動できてる。そういうリターンを得ている。

だから人間は結局どういう考え方を持っていたとしても、自分が幸せになることをしたいだけなんだ。それに気づいてないフリをする人も多いけどね。

つまりあの人たちは日本を変えようとしてる自分に酔ってて、日本を変えようとすることで自分が幸せになろうとしてる

どれだけ「弱者のため」「日本をよくするため」と言ってても、他人のことや国のこと考えてる自分スゴイっていうのが活動のモチベーションになってて、そういう方法で自分が幸せになろうとしてる。

意見を持ってそれに酔って幸せになろうとすることはすごく人間らしくていいんだけどね、そもそも僕のこの記事も似たようなものだし。

で、問題は彼らはそのための手段として「国を批判する」っていう行動をとってるから、そういうところがバカだなぁって。

内閣や首相の構成を、「今まさに国のトップとして活動してる人」から「首相とあまり変わらない、似たような人生を歩んできたスーパーエリート」に変わったところでその変化はほとんどない。

変化があったとしても大抵の人は「内閣初心者」なのだから多分悪い方向に変化する。

あー詳しい政治の話をするつもりはないからでこのあたりで。

🍰もし何かが変わるとするなら誤差程度の変化が生まれるだけ

彼らががんばってがんばっていろんなところでいろんな人を巻き込んで、それで選挙に何らかの影響がでて議員の構成が僅かに変わって、それによって何かの法案が通ることになったとしても、

彼らの功績はそれだけだ。通るか通らないかわからないぐらいギリギリの法案が通るようになって、

世の中に大した影響を与えることもない。

そもそも彼らの主張したいところはそんなギリギリの状況じゃなくて普通にほぼ可決否決が分かりきったような法案について主張しているのだからどう頑張ってもその一番主張したいところは通らないよ。

🍰 あんまり長く書いてるとテーマが変わりそうだからここでまとめる

今度は正義感の話をしたくなった。

正義感で他人のために行動していて正義感のために悪っぽいものを裁こうとするはた迷惑な人がたくさんいて、政治の話をする人たちも自分の思い込んでる正義感で行動している

人間の性質上「自分の中で正しいこと」は、どれだけ情報をもらってもその考えが変わることはない。

例えば、

ちょっと政治に関心がある人主婦がいて、その人は最初に「原発は悪だ」という話を聞いたとする。

そうするとその主婦はいつまで経っても「原発は悪だ」と言い続けるんだ。

どんなにネットやニュースで調べても、その情報は「原発は悪」というテーマに偏って、「原発は必要だ」という話を正しく認識することができなくなる。

だから結局個人の意見なんて価値がない。

そもそもあの人たちの意見が正しいかどうかなんて実際の政治が証明していて、どれだけ反対してデモを起こしたりしても何も変わらず、少なくとも主婦やマスコミよりは政治を分かってる政治家たちがうまく判断する。

無知な一般人がどれだけ吠えようとも政治家の意見だけが通る現状は変わらなくて、それなら「正しいことを言ってる正義感のある政治家」を選ぶよりもただ「頭のよさそうな政治家」「戦略を練って選挙に参加してる政治家」を当選させることが一番正しい政治につながる。

国を成功に導ける政治家は自分を当選させるくらいのことくらいできるだろ。そこで頭の良さを使わなかったら意味がないじゃないか。

まあともかく、政治に関して一般人の出る幕はないよ。

政治に何かの影響を与えることができるくらいには頭の良い人でなければいければ、本当に正解だとは言えないだろう。

🍰あ、結論

駅前でビラ配りしてるおばちゃんおじちゃん主婦の方々は昼間から外出できるくらいにお仕事はお暇で、そんな人たちの意見は偏った情報収集によって生まれた大したことない3次情報で、ニュースに向かって文句を言うお父さんみたいなものだ。

無知で無力で全く世の役に立たない、あの人たち自身の趣味にしかなっていない「すばらしい行動」は全く政治とは関係なくて、

「楽しそうだなぁ」とほほえましく思ってあげればいい。