突然会社に行けなくなった話
今年の7月頃から片方の耳だけ音が全く聴こえなくなる事が度々発生していた。
沖縄に住んでいた6〜7年前にも難聴の症状で通院していたことがあったため、疲れてるんだな〜ぐらいにしか思っておらず、しばらく放っておくことに。
初めは無音が数秒続く程度だったが、
一日何度も繰り返して症状がでるようになり
あれよあれよと聴こえない時間が数秒から数分に伸び、徐々に眩暈の症状が出始め、7月の終わりには酷い眩暈で歩けず仕事を寝まざるおえない状態にまで悪化していった。
病院へ
あほんだらだが、出社できない状態になってようやく耳鼻科へ通院することに。
聴力検査をしたり、変なゴーグルつけて頭振られたりして眩暈がどうでるか確認された。
検査の結果、おそらくメニエール病だろうとのこと。
メニエール病について知らない人もいると思うのでどういう病気か簡単に説明すると
症状が出始めた頃、確かに仕事が忙しくて毎日睡眠不足だったし、ダイエットもし始めちゃって身体にはかなり負荷がかかっていたようだ。
20代の頃と同じような感覚でいたが、
30超えた立派なアダルトであったことを忘れていたよ。えへへ。
初回の通院時、医師からメニエール病と断言した診断をされなかったが、「難聴、耳鳴りなどの聴覚症状を伴うめまい発作を反復する」病気のため初回の通院では「反復する」の確認ができないのである。
4つの薬を貰い帰宅したが、そのうちの一つが
どちゃくそに不味すぎてメニエール病になったことを心底恨んだ。
この薬の最悪なところが極端に甘くて、極端に苦いのだ。どっちか一つの味にしときなさいよ。
自称薬ソムリエの前田的にはお気に召さなかった。
まあ薬に美味しさ求めてるほうがどうかしてるんだけど。
薬を飲みながら仕事復帰を目指したが、朝起きるだけで強烈な頭痛がするし、通勤するために電車に乗るがそれだけで眩暈が始まり、眩暈のぐるぐるで酔って吐いてしまう。
そんな事を繰り返し、8月ほとんど出社できず…。
人間関係は良好でとてもいい職場だったが、会社に迷惑かけるのも申し訳なかったため、3年以上勤めたが退職することにした。
31歳、無職で
9月に入って無職んちゅになってしまった。
表では無職なったいぇーいと思っていたが、
きゃべつ太郎氏が仕事でいない時や、眠る前に
この先大丈夫なのか…
お金やばくないか…
次の職場見つかるのだろうか…
とずっとネガティブな事ばかり考えて気が狂いそうだった。
バイトでもなんでもいいから、とにかく働かなければいけないと強い強迫観念に苛まされ、これっぽっちもメニエール病良くなってないくせに
派遣会社に仕事紹介してと頼み込んで、1ヶ月間だけの短期発信業務を紹介してもらった。
コールセンターでSVしてたし、電話対応なんて余裕のよっちゃんと思っていたのだが甘かった。
難聴が悪化していたため、音量マックスに設定して電話かけても相手が何言ってるか全然聞き取れない…。
とにかく絶望した。
人生のなかでコールセンター経験長かったから
やればそれなりにできると思っていたが、
そもそもの会話が成り立たないから全然業務に貢献できず、アイデンティティもズタボロに。
得意だと思っていた電話業務すらたったの1ヶ月も働けず、派遣先にも派遣元にも多大なる迷惑をかけ結局辞めることに。
私は今、無職のなにものでもない女だ。
働くのって疲れるし、働かずに収入得たいなんて妄想したりするけど、いざ無職になってみたら
働くことで少なからず自分の価値を感じていたんだと気付かされた。
ここ数日間、noteを更新していなかったのは
ネタ切れとかではなく、履歴書や職務経歴書を作ったり、仕事を探していたからだ。
ちなみにまだ見つかってないんだけど。
働かないで生活できるならそうしたいけど、生きるためにはある程度お金が必要だし、何もしていない暇な時間はネガティブな事考えがちでおかしくなりそうだし、できるだけ早く働きたいと思ってはいる。
メニエール病は完治する病気じゃないから、うまく症状と付き合っていかないといけない。
次はどんな仕事してみようかと今日も求人サイトとにらめっこしてこようっと。
おわり
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