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「継続すること」と「新しいチャレンジをすること」

継続することと、新しいチャレンジをすることは表裏一体の関係だ。継続が大事なのか、新しいチャレンジが大事なのか、これは多くの人にとっても大きなテーマだし、自分にとっても人生で何度も「継続」「チャレンジ」の2択を迫られてきた。今日は、そんな継続とチャレンジに対しての自分の考え方を書いてみたい。

「新しい一歩を踏み出すこと」それだけでは賞賛に値しない

「大学辞めました」「ベンチャーに入社しました」定期的にそんな話がSNSで話題になることがある。世間はこういう話題は好きらしい。そんな新しい一歩について様々な賛否両論が巻き起こる。

その中には「大学辞めるなんて凄いですね、尊敬します」のような極端な意見もあったりするが、正直、大学を辞めるということは誰でもできることで少しも凄くない。就職活動をバックれてインドに旅行に行く人よりも、就職活動をやり通して内定を取った人の方がずっと凄い。

身内や知り合いが新しい一歩を踏み出せば応援したいとは思うが、チャレンジすることそれ自体は評価に値しない、と思っている。

「王道のルートを外れること」が愚かな選択だとは思わない

チャレンジは評価に値しない、と言いながらも私は大学院を中退して5回転職しているわけだけど、本当に大学院は中退してよかったと思っているし、転職を後悔したことはない。あの時、大学院をただ続けていても何も得るものはなかっただろうし、最悪、社会に永遠に復帰できなかった可能性まであった。

新しいチャレンジをすること、それ自体は評価することでもないけど非難されることでもない。新しいチャレンジをする人にかける言葉は「頑張れよ」以外にはない。

でも、成功している人はどこかで「本気で継続」している

ただ、成功している人はどこかで本気で継続しているし、本気で努力している瞬間がある。次々と新しいチャレンジをすることは悪くないけれど、どこかで腰を据えて本気で取り組まないと、きっと新しいチャレンジが花開くことはない。「新しいチャレンジ」が単なる「逃げ」に終わるのか、それとも「華麗なる英断」となるかは全て新しいチャレンジに対してその後どう継続的に取り組むかにかかっている。

そして今の自分は継続の時

そして、今の自分は新しいことをするよりも、今の事業を少しでも伸ばせるように継続していくことなのだと感じている。これまでの自分の人生を胸を張って肯定できるように、今は継続の時。


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