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伝えるって難しい!鑑定結果を伝える3つのポイント

こんにちは、前向き応援団の手相家 小國舞子(room092)です。

手相鑑定を始めて1年ほどになりますが、これまで450名以上の手相鑑定と、手相講座を50回以上開催してきました。

そんな私が、鑑定結果を伝えるときに意識している
3つのポイントについてご紹介します。

鑑定結果を伝えるのって難しい!

はじめに言っておきますが、鑑定に限らず
どんなことでも言葉にすることって
とっても難しいです!笑

みなさんも、日常会話の中で
うまく自分の気持ちを言葉にできなかったり
しっくりくる表現が浮かばなかったことはありませんか?

わたしはよくあります!
でも、諦めずちゃんと努力をすれば
どんどん言語化することのハードルは低くなっていきますよ(^^)

普段から言語化を意識していきましょう。

手相鑑定に必要な2つの力

わたしは、手相鑑定をするときには2つの力が必要だと思います。

①手相を正しく鑑定する力
②鑑定結果を伝える力

「手相を正しく鑑定する力」は
何人も何十人も、何百人も
手相を見ることで身につけることができる力です。

鑑定する回数を積めば、どんどん線の見分け方が身につくと思います。

しかし、「鑑定結果を伝える力」は違います。
相手(お客さま)のことを思って鑑定結果を伝えようとしないと
ただの自己満足な鑑定文になってしまいます。

自己満足の鑑定では、相手に喜んでいただくことはできません。
届けたい相手のことを一番に考えて、鑑定結果を伝えましょう。

右手と左手のどっちから伝える?

手相は両手を見比べて鑑定をしますが
左右を見比べて、総合的に結果を伝えることは
とてもハードルが高いです。

ベテランの鑑定師さんだと
状況に合わせて右手から言うこともあれば
左手から言うこともあります。

しかし、最初からそんなスムーズにお伝えすることは難しいと思います。

慣れるまでは、左手→右手の順番で伝えられるのが良いでしょう。

「もともと◯◯なところがあるけれど
現在はそこが◯◯な風になっていますよ」

とか

「もともと◯◯なところがあり
今もそれを変わらず引き継いでいらっしゃいますよ」

と言った感じです。
左手のことを伝えるキーワードがこちらです。

【左手キーワード】
もともとは… / 生まれつき… / 本質的には… / 根本的には… / 内面は… / 潜在的には… / 心の底では…

次に、右手のことを伝えるキーワードがこちらです。

【右手キーワード】
現在は… / 今の状態は… / 表面的には… / 建前では… / 意識している部分では… / 表の顔は…

これらのキーワードを使って、左手と右手の鑑定結果を伝えてみましょう(^^)

鑑定結果を伝える3つのポイント

では、鑑定結果を伝えるときには、この3つのことを意識しましょう。

①わかりやすい言葉を使う
②相手(お客さま)の名前を入れる
③1文を短くする

わかりやすい言葉を使う

手相鑑定というのは、特殊なものだとわたしは思います。
そのため、知らず知らずのうちに
専門的な言葉や難しい言葉を使ってしまいがちです。

例えばこんな言葉です。

感受性、精神性、物質的欲求、快楽主義、合理的、思索、利己的

手相の本には、よく出てくる言葉たちです。
しかし、日常会話では、あまり出てくる言葉ではないように思います。

手相鑑定は、相手(お客さま)に伝わってはじめて意味があります。
なるべく、相手がよく使う言葉で伝えることで
ちゃんとわかってもらうことができます。

相手(お客さま)の名前を入れる

この2つの文を見てみてください。

例①「あまり無理せず
ちゃんと一息つく時間を取ってくださいね。」

例②「◯◯さん、あまり無理せず
ちゃんと一息つく時間を取ってくださいね。」


この2つの文章を読み比べたとき、どちらの方が、自分に訴えかけていると感じますか?


おそらく、②の方の文章でしょう。

2つの文章の違いは「名前が入っているかどうか」です。

鑑定をさせていただくときには、初対面のこともあります。
すると、どうしても互いに距離感ができてしまいます。

その距離感を縮めてくれるのが、この名前呼びです。

相手(お客さま)にしっかり伝えるためには
名前を呼んで、「あなたのことだよ!」というのを
しっかりアピールしましょう。

1文を短くする

これも鑑定文に限ったことではありません。
1文が長いと、伝えたいことがわかりづらくなります。

接続詞をいれる場合は、なるべく文を分けた方が良いでしょう。
たとえば、このような感じです。

例①生命線を見ますと、大きく膨らんでいますが、よく見ると生命線を横切る障害線がたくさん伸びていますので、体力面では恵まれていますが、少し悩みやすいところがあるようです。

②生命線を見ますと、大きく膨らんでいます。
しかし、よく見ると、生命線を横切る線がたくさん伸びています。
そのため、体力面では恵まれていますが、少し悩みやすいところがあるようです。

この2つの文を見比べたときに、どちらの方が読みやすいでしょう?
改行しているということもありますが
やはり1文は短い方が、読みやすくないでしょうか?

なるべく1文に1つの情報で終わらせるようにしましょう。

さいごに…

わたしも最初は、鑑定結果を伝えることに、とても苦労しました。
大げさではなく、手相の知識を身につけるより
伝える技術を身につける方が難しかったです。

そのため、「うまく言葉にできない!」とか
「どう伝えたらいいのかわからない!」というお気持ちがよく分かります。

でも、諦めないでほしいんです。
なぜなら、言葉って一番身近にあり
いつでもどこでも訓練できるからです。

わたしは、まず語彙力アップを意識しました。
電車の吊革や街の看板を見て、言葉を1つ頭の中でピックアップし
それの類義語と対義語を連想しました。
そして、それを小学生に伝わるように表現します。

例えば、「成長」という言葉をピックアップしたら
類義語は「進化」で対義語は「衰退」です。

それを小学生に説明する場合は
「進化」は「今の自分よりも、一歩ステップアップすること」で
「衰退」は「今の自分を、一歩下がったところから見ること」というような感じです。

こんなような形で、毎日いろんな言葉に触れ合ってきました。
まだまだ、世の中にはたくさんの素敵な言葉があると思っています。

これからも、わかりやすい言葉をつかって
鑑定結果を伝えていきたいと思っています。



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