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恒星リスト~(やぎ~うお)恒星名と意味

①位置②黄緯③星座・特徴④意味⑤参考にするとよいギリシャ神話


フェイシズ 射手座

①やぎ8.18②N0.44③射手座の目。黄道付近にある5.1等星。

④天空の中で最も困難な暴力的な力。他人のことを全く考えず、鋼の意志を貫通するような行動をする。偉大なリーダーにも恐ろしい独裁者にもなれる。人生には常に戦いがあり、慈悲がなく無情と言われる。好戦的で軍人的。目的を正確に射貫く。焦点を定めると高い目標を達成することができる。どこかぶっきらぼうな態度をとる傾向がある。自分の考えや信念、目標に集中するあまり手段を選ばなかったり、周囲への配慮が行き渡らなかったりすることがある。情動的なものを排除しようとする。ファーシズは精神性が強く、ハードな方法論、武士道のような要素、厳しい修行にも関連する。本人がそれを無自覚に活用していても、他者にストイックな態度を恐れられることもある。凶意が強く、戦いや暴力、トラブル、人生の困難、怪我、虐げられる恐れ等の意味をもつ。⑤ケイロン:時の神・クロノスは妃レアの目を逃れるため、馬の姿に変身してニンフのフィリアに会いにいった。そのときに生まれたのが、上半身人間、下半身馬のケイロン。粗野で好色と呼ばれるケンタウロス族のなかでは、例外的に賢く知性的だった。太陽神アポロンから音楽、医療、予言を学び、月の女神アルテミスから狩猟、運動競技を学んだ。やがてその大いなる知恵と霊性によってケンタウロス族の王となり、ギリシャの貴族の若き子息たちに霊性の重要性や神の律法への敬意を教える役割を担った。ケイロンは優秀な治療師であり、薬草や植物の知識も豊富だったが、自分自身を治癒することはできなかった。のちにヒドラの猛毒に苦しんだとき、自らの不死性をプロメテウスに譲り天に昇ったという。//射手座は古くからあり、シュメール文明に起源をもつとされる。バビロニアのネブカドネザル1世時代(1300年頃)のものとされる石標には射手とさそりが合体しさらに羽が生えた人間が描かれている。半身半馬でさそりの尾を持った生き物は「ギルガメッシュ叙事詩」にも登場する。この生き物をパピルザクといい、人間界と冥界を隔てる門となる山の番人とされている。この生き物がケイロンの原型とされている。


ベガ  こと座

①15.18②N61.44③こと座α星。0.03等星。バビロニア人は「女王生活の星」と読んだ。19世紀までラテン語の呼び名である「リラ」という名前も使われていた。こと座は空のアーク灯とも呼ばれる。

④魅了する。魅了される。「魔術的な磁力をもち、カリスマ的」あるいは、「だまされやすく容易に人に惹きつけられてしまう」。その両面を示す。言語をもたない意味づけ。音楽的、芸術的な才能。音楽的才能や詩的な能力。あらゆるものの心をふるわせる音色は真実の声。ウイリアム=リリー「クリスチャンアストロジー」では「まじめで落ち着いた感じがするが、それはみせかけ。なぜなら通常好色な人物だから」とある。⑤琴の名手オルフェウスが亡くなった妻を取り戻すために、冥界に行く神話。竪琴はアポロンからの贈り物で演奏はムーサたち(芸術の女神たち)に習った。オルフェウスの美しい音色は渡し守のカロンだけでなく冥界の番犬ケルベロスや三人の死者の裁判官をも魅了し、冥界の主ハデスの心をふるわせた。妻は現世への帰還を許されたが、オルフェウスはハデスのつけた掟を守れず再び妻を失う。オルフェウスは身を投げて死んだ。//地上に戻ったオルフェウスは妻の面影をもとめ荒野をさまよった。その悲しい歌に集まった男たちは冥界から生還した詩人の歌を聴き、死への恐怖を克服し霊魂の不滅を信じるようになった。(→オルフェウス教。神秘思想への影響)のちにオルフェウスは酒神ディオニソスを祭る女たちに出会う。孤独な詩人に魅了された女たちはオルフェウスを誘惑するが、オルフェウスは誘惑されなかった。侮辱されたと感じた女たちはオルフェウスを八つ裂きにして川に投げ込む。(オルフェウスがアポロンがもっとも偉大な神だと言ったため、ディオニソス信仰の女たちに怒りを買ったという説も)オルフェウスの首は琴とともに海に流され、海原でなお妻への歌を歌い続けていた。首はレスボス島に漂着し、島民はこの奇跡に驚き、詩人を手厚く葬り墓をたてた。一度力を失い(八つ裂きにされる)、他人の痛みを癒やすカウンセラーに蘇る(オルフェウス信仰)という象徴ともいえる。レスボス島はオルフェウスの加護によって詩人の聖地と呼ばれ、多くの文化人を排出した。(ギリシャ詩人サッフォーなど)


ルクバト  射手座

①やぎ16.38②S18.23③いて座α星。4.11等星。いて座の膝。

④安定していなければ、的を射貫くことができない射手座の膝。ターゲットを絞り、安定しているということはトレーニングに適する。その場限りの成功よりも長く時間をかけて大きな目標を達成することに適する。かかわる天体に継続力をもたらす。不自由な状況の中でも意思や力によって安定した基盤をつくりだす。安定力がすぎると状況に対応できない頑固さになる。一度決めるとかなり無理な状態でも継続する力をもっている。哲学や政治的理念を形成する土台。⑤いて座→*ケイロン(個、医療や芸術をアポロンに狩猟をアルテミスに学んだ。不死身の体と明晰な頭脳、優れた知識と知恵をもつ賢者)*ケンタウロス(種族)//ケンタウロスは酒神ディオニソスの周りにいる野蛮な動物(半人半獣は野蛮なものの象徴でもある)とされ、ケイロンはケンタウロス族にもかかわらず賢者。どちらのニュアンスをいて座にふくめるかによって意味づけがかわってくる。南の星座「ケンタウルス座」(トリマン・アゲナ)もケンタウルス説とケイロン説がある。


アルタイル  わし座

①みずがめ1.46②N29.18③わし座α星。0.77等星。彦星(牽牛星)

④軍隊的な性質と大胆さ。神聖な意図があり持ち運ぶ。冒険心と何かを追求するしつこさがあり、失敗しても行動する。個人的なことには夢中にならず、多くの人を助けようとする。大胆さ、勇敢さ、頑固さ。寛大さ。無謀な姿勢。前人未踏の高みに登ろうとする行為を示す。もともとわしは不死鳥と混同されていたために、わしは炎や再生と結びつけられ、男性的で攻撃的なニュアンスを与えられた。⑤美少年ガニュメデス:トロイアの美しい王子を一目見て気に入ったゼウスがわしに変身し、ガニュメデスを天上に連れ去った。ガニュメデスに永遠の若さと命を与え、神々の宴で神酒ネクトルをついで回る役目を与えた。このゼウスが変身したわしの姿が「わし座」に、ガニュメデスの姿がみずがめ座になったという。//幼いゼウスに神酒ネクトルを運んできたわし//人間に火を伝えてゼウスに罰せられたプロメテウスの内臓をついばみにきていたわし。


スワロキン  いるか座

①みずがめ座17.22②N33.01③いるか座α星。アルタイルの東側。天の川のふちにある小さな菱形。

④知的な面での遊び好き。さまざまな仮説をたて楽しむ。遊び心にあふれている。小回りがきく。専門的な分野で熟達する。生まれつきの才能があり、他者にまねのできない結果を残す。どのようなものにも好奇心を抱き、結果的に博識になる。人の無意識を探るカウンセラー、探偵。意識の海の中を漂い、些細なことに気がつく。イタリアの天文学者ニコラウスをラテン表記にして反対からつづったものから命名された新しい天体。//⑤狩りへの愛と恩知らずといういるかの性質をもつ(ロブソン)海賊たちにおそわれ、海に身を投げた音楽の名手アリオンを背にのせ島に送り届けたいるか。//いるかは海の神ポセイドンの守護動物。ポセイドンのアムピトリテへの求婚を手助けした。いるかは船乗りたちのお供をする、人間に近い知恵をもつ動物とされる。


サダルスード  みずがめ座

①みずがめ23.23②N8.37③みずがめをもつ少年の左肩。

④もっとも幸運といわれる。直感的で幸運に流れをあまり自覚していない。自然な流れ、状況と自然に適応する力。リズムに乗る。魂の世界につながる。左とは無意識。無意識のうちに幸運が舞い込みやすい。自然にふるまうなかでネットワークを編み上げていき、その広がりによってチャンスを得る。無意識(霊的な絆、縁)によって幸運を得る。サダルスードとサダルメレクは「カップ」と「運ぶ」という意味をもつ。2つともタロット「カップのキング」のような力であり、セットで働く。水は乾いた場所では大変な恩恵であり、水を愛情の象徴とみなすと「移り気」という意味になる。⑤ガニメデスのもつみずがめ。トロイアの王子ガニメデスがあまりにも美しかったため、ゼウスが天に連れ帰った。ゼウスはわしに変身した。みずがめからあふれ出た水は魚座、くじら座、山羊座、いるか座、エリダヌス座、みなみのうお座、うみへび座の宇宙を支配しているように見える。創造神話の洪水をもたらした雨。みずがめ座は「嵐の神」との別名がある。「冬の嵐」。BC3000頃、冬至にセッティングになった。

サダルメレク  みずがめ座 

①うお3.21②N10.40③みずがめをもつ少年の右肩。

④自分で作り出した幸運。自分のアイディアを育てる才能。自分の考えや技術を育て、夢を形にしていく力。恵みの到来。恵みとは知識や思いつきやアイディアや夢。他者に依存することなく、自分で作り出すものによって幸運を得る。⑤美少年ガニメデス。


デネブ・アルゲジ  やぎ座

①みずがめ23.32②S2.36③やぎのしっぽ(デネブは「しっぽ」の意味)

④法律に関連し、正しい判断とは何かを追求する。社会的な秩序の構築に意欲を注ぐ。結果的に安定性を求め、権威主義になり保守的になる傾向。人を助けることに対する意欲は強く、政治家になる人もいる。物質的なニュアンスが強いが、精神的な道徳や法則を探求する人もいる。助けたいという意欲は強いが強い恒星ではないため、行動にあらわれるわけではない。⑤怪物から逃げるために川に飛び込んで魚に変身しようとした羊飼いの神パン。神話の山羊は、情欲やけがれと関連づけられ、不潔で貪欲な動物とみなされた。しかし山羊はスケープゴート(身代わりのいけにえ)の象徴でもある。人の自己の劣った面を投影するものや人。スケープゴートを設定することで自分がより清く、正しい人間になったと感じられる。パン=悪魔は私たちが人生の問題の責任を負わせる心の中のスケープゴート。「パニック」という語はパンの名前に由来。パンは昼寝を邪魔するものがあるとしかえしに森や洞窟の中から大声をだして驚かせたという。ほかの神々は彼をさげすんだが、パンの力は他の神に利用された。太陽神アポロンはパンから予言術をだましとり、ヘルメスはパンが落とした笛をまねてそっくりな笛を作り、自分の発明だと言ってアポロンに売った。山羊のように醜く荒々しい自然の神は音楽や予言の力の源であった。


フォーマルハウト  みなみのうお座

①うお3.51等星②S21.08③みなみのうお座α星。1.16等星。

南のロイヤルスター。神秘的で魅力的。理想主義でカリスマ性がある。意志よりも対人関係によって物事を達成していく。現実から離れた詩人的な精神のもつほろ苦い狂気(熱狂・陶酔・薬・毒)も漂う。美意識は周りから認知されやすいが、動機が純粋で誠実でなければならない。現世的なものを否定すると報復をうける。おごりがあると転落してしまう危険がある。芸術家、熱狂する人。日常生活に神秘性を見いだし、夢想の中で生きる。理想的なビジョンをもつが、惑い惑わせる。⑤さかさまになってみずがめからこぼれ落ちる酒を飲み干そうとしている魚。天の川の端に位置することから。美の女神アフロディーテの姿とする説も。


デネブ(デネブ・アデジ)  はくちょう座

①うお5.19②N59.55③はくちょうのしっぽ。はくちょう座α星。1.25等星。はくちょう座デネブ・こと座ベガ・わし座アルタイル「夏の大三角形」

④シャーマンの星と呼ばれていて、スピリチュアル霊的なものを追求する力。白鳥は平和的な性質ではなく攻撃的な鳥。自分の縄張りに入ってくる鳥や動物と戦う。古代において「剣」を意味する鳥だった。聖なる鳥であり、魔術的な戦士。自分の陣地をまもるために天空でわしと戦う。力をためてたたかう。デネブの力を受けると学習能力が高く、飲み込みが早い人になる。攻撃力と魔力を兼ね備えていて、相互作用があって成長していく魔道士。善悪区別なく飲みこんで学ぶ。スピリチュアルな意識を活発にする旅だが、穏やかなやり方ではなく実践的。⑤(偽エラトステネス)ガチョウに変身して逃げた女神ネメシスを捕らえるため、ゼウスが変身した白鳥の姿/(ヒュギヌス)ネメシスを油断させるためわしに追われた白鳥に化けたゼウスの姿。いずれの話もネメシスは1つの卵をうみ、その卵がスパルタ女王レダのもとに運ばれて、卵からヘレネが生まれたとしている。/(ゲルマ二クス)卵をうむのはネメシスではなくレダ。ゼウスはスパルタの王テュンダレオスの妃レダに恋をし、白鳥に化けて接近した。白鳥が去った後、レダは2つの卵をうみ落とし、その1つからはふたご座の兄弟カストルとポルックスがうまれ、もうひとつからはヘレネとクリュタイムネストラの姉妹がうまれた。/(別伝)太陽の馬車を持ち出したパエトーンがゼウスの怒りに触れてエリダヌス川に落ちたとき、彼の姿を探しまわる友人はキュクロスを、パエトーンの父アポロンが天にあげてはくちょう座にした。/(別伝)琴の名手オルフェウスが死んだときに、音楽の神アポロンが天に上げてはくちょう座にした。だから近くにこと座がある。//ヒンズーにもにた話があり、クリシュナが白鳥の騎士になり、世界卵を作る伝説がある。/エジプトではデネブを女神の産道だと考えた。太陽神ラーはこの産道を通って生まれ変わる。


アケルナル  エリダヌス座

①うお15.18②S59.23③エリダヌス座α星。0.46等星。全天21の一等星の1つ。九州南部や沖縄以外では日本では見られない。アケルナルは高速で自転している。エリダヌス座は全天で6番目に大きい。オリオンの足元から難局域にある不死鳥(ほうおう座)まで流れる星(プトレマイオス「アルマゲスト」)「川」座→(ヒューギヌスやエラトステネス)ナイル川→(ギリシャローマ時代の)著述家)イタリア北部ロンバルディア平原を流れるポー川。

④動乱に関連する恒星。危機を示す可能性。火事や洪水など素早く展開する出来事をもたらす。古い問題は一掃される。素早く効率的な対処が必要。人生には不安定な状況がつきものという理解と受容。イベント図で見ることが多く、個人のホロスコープでは山火事や氾濫を体験しやすいという説もある。危機管理能力。災害を受けることと災害に対処することはセット。救急などの仕事に携わりやすい。中断、浮き沈みが激しい傾向にあるが、それを乗り越えて災害を伝えていく賢人になっていく。⑤太陽神アポロンの息子パエトーンは友達に自慢をしようと父の太陽の馬車を借りだした。天馬たちはいつもと乗り手が違うことに気づいて気ままに走り出した。馬車が天から駆けおりてきた地上では火山が噴火し砂漠ができたという。ゼウスはこのありさまをみて、雷を落とし太陽の馬車を打ち砕いてしまった。パエトーンはエリダヌス川に落ち、死んでしまった。パエトーンの姉妹たちはこのようすを目にして泣いているうちに、葉をふるわせるポプラの木になったという。


アンカー  ほうおう座

①うお15.29②S40.38③ほうおう座α星。ほうおう座で唯一の2等星。アンカーはSX星(膨張、収縮をくりかえすことによって明るさを変える。脈動変光星)//北緯50度よりも高い緯度では星座の一部さえ見えない。日本では鹿児島以南でなければ全体を見られない。ほうおう座…ペーテル・ケイセルやフレデリック・デ・ハウトマンが観測→観測記録をもとに1597年、ペトルス・プランシウスが天球儀に残す。→ヨハン・バイエル「ウラノメトリア」発刊。

④みなみのうお座とエリダヌス座の間にある。輪廻転生を象徴。変容、超越を促す力。目の前の問題からもっと本質的なことへと視点を転じる。生死にかかわるような大きな問題を示す。新しい人生に向かうために習慣的なものを壊していくことや通念や常識を書き換えてしまうことを示す。挫折することのない野心。驚くような変容。変容のために手放す力。新たな生命にたどり着くため自ら破壊を選ぶ力。人生の問題解決のために再誕生を探求する傾向。⑤新しい星座で神話はない。


マルカブ  ペガサス座

①うお23.29②N19.24③ペガサス座α星。揺れる馬の鞍。ペガサス座には※アインシュタインの十字架がある。

④安定性。変動する中で安定を維持する力。プレッシャーのなかで維持することができる。指導的な能力を発揮することができ管理能力に優れている。無理な状況もうまくこなす傾向があり、物事を成し遂げる。継続的なリズムにかかわり、動きの安定性をあらわす。流動する中で自分の力を維持しようとすると、執着心につながることがある。精神的な成功の暗示だが、病弱さを示すこともある。⑤勇者ペルセウスがメデューサを倒したときに、血しぶきからうまれた天馬。生まれ出たペガサスは飛び立ってムーサたち(芸術の女神たち)の住むボイオーティアのヘリコン山にたどりついた。岩を蹄で蹴ったところ、そこから泉が湧き出したという。その泉の水を飲むと詩的霊感がわくといわれている。ペルセウスが倒したメデューサからうまれた天馬は死と再生の象徴。翼が生えた天馬はポセイドンの息子という説もある。アテナによって恐ろしい怪物に変えられる前のメデューサが母。ペガサスはゼウスの使いで、稲妻と雷を運ぶ仕事をしていたという。ペルセウスの愛馬としてペルセウスの活躍を助け、英雄ベレロポンが乗る天馬としてキマイラを退治するのに貢献した。

※アインシュタインの十字架…重力レンズ効果によって4つに分裂して重力レンズを起こしている銀河とともに十字架に見えるという理論(1936年提唱)一般相対性理論において「重い物体によって発生した重力によって時空がゆがみ、その歪んだ時空にそって光が曲がって進むこと」が提唱された。実例は1979年に発見。1985年に「アインシュタインの十字架」を発見。



シャアト  ペガサス座

①うお29.22②N31.9③ペガサス座β星。2.31等星。ペガサスの前足。ペガサスの四角形の恒星のひとつ。

④真実を追い求める。教育、知識、技術にこだわり人生観を作り出していく。理論のベーシックな部分に関連し、知性の変容へとつなげていく。対立するものを統合する知識の明晰さ。真実の探求。慣例的な概念や哲学から離れる必要のある自由な考えや独立的な人物。強情で独立的な思想家。⑤知識の本質に関連するといわれていて、ペガサスの四角形に関連する。四角形は思考(丸は直感)を示し、対立するものを統合していく知性ともいえる。アリストテレスの四元素とも関連し、地上のすべての物質を4という数字で示そうとした思想があった。東西南北、天球の方向、人間の心臓は4つの部屋がある…など、実世界と4という概念の関わりは深い。マルカブよりも「思考」というニュアンスが強い恒星。