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なぜ、日本人女性は結婚にこだわるのか?婚活で苦しいあなたに伝えたいこと。

「わたしの日本人の友人、今29歳なんだけど、3年付き合っている彼氏がいて、彼がもし、この1年で結婚を決めてくれなければ別れるって言っているの!すごくcrazyじゃない!?好きな人と一緒にいる、っていうのが大事なことなのに。。。」と、あるトルコ人の友人が言った。

わたしはこの話を聞いたとき、「その日本人の友人の気持ちわかるわ。」という感覚だったのだけれど、あ、この感覚って世界を見渡したらすごく独特なものなのかな?と考えるきっかけになった。

なぜ教育を受けているのに、
結婚にこだわるのか?

すごく気になって、「トルコの人はどうなの?!」と聞いてみた。

「もちろん、田舎の方では同じように結婚が社会的プレッシャーになっていることもあるけれど、都会で教育を受けている女性は気にしないわよ。日本人は教育を受けていて、それにキャリアがあって都会に住んでいる女性であっても、結婚へのこだわりが強いからすごく不思議。」と。

そうか、そうなのか。。

では他の人はどうなのだろう?スペイン人で20代後半の友人に話を聞くと「スペインでは結婚はそこまで気にしないわ。もちろん、子どもがいて、旦那さんがいて、家庭というものへのあこがれが強くて結婚するのはいいと思うけど、そうじゃなければそこにこだわる必要はないわよね。日本人は結婚について少し古い考え方を持っているな、と感じることがある。」

そうか・・・。

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で、ほかにも日本人の彼女(33歳)を持つカナダ人の男性は、「クリスマスケーキの話(ひと昔前に、女性の年齢をクリスマスケーキに例え、結婚年齢を揶揄した表現)を彼女から聞いたんだけどさ、信じられないと思った。彼女は結婚したいっていうけど、俺と一緒になりたいのか、それとも結婚がしたいのか、どっちかわからないときがあるよ。

数が少ないので、これらの考え=海外の人の考えとはならないけれど、新鮮に感じて、自分を振り返るきっかけになった。

婚期にとらわれていた過去の自分

20代後半から、なんとなく婚期を逃してはいけない、というプレッシャーを自分に与えていた。わたしの場合、子どもを欲しいと思った時にできないと将来の自分が後悔しそうだから、というのが大きな理由だ。

将来の自分が後悔しないように、結婚も”ちゃんと”考えよう、というか、考える”べき”だと思っていた。

海外にぷらっと一人旅が大好きな自分を「もういい大人なんだから」と一生懸命枠にはめて、押さえ込んで、今期を逃さないように、やりたいなーと思っていた海外移住もせず、日本にとどまった。

35歳、バツイチ独身だけど。
今がめちゃくちゃ幸せだっ!

ちょうど29歳の時に付き合っていた彼氏と結婚したが、将来性の方向性の違いから離婚。
子どもを産むリミットがー!と焦り、その後、結婚を前提に同棲までした彼がいたが別れた。

でも、今めちゃくちゃ幸せだ!
バツイチ独身、35歳だけど。

過去の私は何をそんなに焦っていたのだろう・・・。

将来の自分が後悔しないようにと、”今”の自分の気持ちを大事にせず、
何となく周りが結婚していくから、自分も・・・と、自分に向き合わず、
そんな風にしてきたから、

ものすごーーーく遠回りをしてきたけれど、

自分が何にしあわせを感じるか、
自分の人生をどう生きたいか、
どんな毎日を暮らしたいか、

今はものすごくクリアに、わかる。

20代の時に封印した海外移住も来年に予定していて、
いつもそれを考えるたびにワクワクしている。

結婚に焦っているのはなぜ?

もし婚活で焦っているのなら、
いったん立ち止まって自分自身に聞いてみてほしい。

「なんで結婚したいの?」


それが、
「素敵なパートナーと出会って、幸せな家庭を築きたい!」
とか自分が主語で前向きな理由なら、
そのまま突き進むのがよいと思う!

でも、
「周りが結婚しているからなんとなく。。。」
とか、

「もういい歳だからそろそろ。。。」
とか、

周りが主語だったり、周りの目を気にしていたり、

「友達は子供ができて、話が合わなくなったりして、
遊べる友達がいなくなる。。。」
という恐れであったりしたら、

一旦立ち止まってみることをおすすめする。

結婚はゴールではなくてスタートだから、
結婚したら終わり!めでたしめでたし!じゃないから。

本当に自分がしたいから婚活しているの?
自分がしあわせだと思うことはなに?
どんな毎日を送りたい?
それをパートナーとどうやって叶える?

とか。

具体的に想像してみるんです。
自分が欲しい未来を言語化してみるんです。

案外、あ、結婚必要なかったわ。って気づいて
焦る気持ちがなくなって、

自分の人生をまた生きるようになったら、

すごく素敵なパートナーに出会えるってことも
あるかもしれないから。ね。

***
Maylコーチ・カウンセラーのたまご。
***
30代で離婚。その後、結婚前提のお付き合いもするが、自分の”ほんとうの幸せ”のために別れを自ら選ぶ。婚活に疲れてしまった人、人生にモヤモヤを抱えている人が、自分らしく生きる一歩を踏み出すお手伝いをしたい!と、現在勉強中。自己肯定感に関する数々の本の著者でもある根本裕幸カウンセラーに師事。

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