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毎日応援 105

「人が手をかけて作ったり、大切に使ったものには、歴史とエネルギーがしっかり入っている」と最近アンティークショップをオープンさせた先輩が話していた。お皿が歴史と愛を話す、そんな感じらしい。

丁度、大好きな本「ライラの冒険シリーズ」がドラマ化された「ダークマテリアルズ」第二シリーズを見終わったところだったんだけど、その中にも同じことが描かれている。


その物語に出てくる古い易経の箱をはじめ、人が手をかけて、意識を向けて作ったものには力があり、それはエネルギーをまとい、そのエネルギーは持ち主に語りかける。未来すら教える、というくだりが出てくる。


それととても、リンクした。


大切に語りかけて使ったものは、その人を助けたり、長いこと、「もつ」のを体験的に知っているので、感動した。


熊本城が震災で崩れた時、四隅のたった一箇所の石垣だけ崩れずに持ち堪えて、お城は崩壊せずに済んだ。

(毎日新聞より)

このお城は武将、大名でありながら、築城の名人と言われた「加藤清正」が作ったお城。

その堅固な城作りは、二百年以上経った時の戦でも、誰も人を寄せ付けなかったほどのもので、「武者返し」「扇の勾配」と呼ばれる作り方で他の追随を許さない程のお城を作った。


そして、1607年に作られてから、400年以上経った今、その「心を込めた城」がその人の意思や思いの力を証明した。


たった一本の柱だけ、残して(ToT)


お城はこれで守られた。。。(ToT)


人の希望も繋がれた(ToT)



お殿様を護り、仕えてくれる者たちを、民を守ろう、
国を守ろう、

その想いで作られ、それが石垣に通じ、エネルギーで繋がれる。
そうしたものは、そうそう崩れない。


毎日応援27

https://note.com/root88/n/n9f6dbec28fba

で、金属疲労のことと、金属や物質が、愛情や心を込めて接してくれた相手には、長くもったり、壊れなかったりすることで、私たちのためにがんばってくれる話と、そのことをSFアニメにした銀河鉄道999の話を書いたことがある。


ほんとに不思議。


人が愛を込め、
その物質の周りには、愛のエネルギー場ができ、
互いに循環することを、全く違う入り口から確認した。

アンティークショップの先輩は、お皿たちからそれを聞き、

ライラの冒険シリーズ「ダークマテリアルズ」を書いたフィリップ・プルマンさんは、ファンタジー小説で「ダスト」「ダークマター」他の例えで書き、

金属疲労の話から、漫画、アニメからも描かれ、

そこに共通する「物質を繋ぐ人の愛や意識」の共通点を見出すことができる。


今、あなたが作ったものが、100年経っても、あなたのことを語り、

あなたの想いや、愛を、次の世代の人に繋いでいくのかもしれない^ ^


その時、思いもしない形で、誰かを、何かを助けたりするのかもしれない^ ^


お城が崩れなかったように^ ^




今、私たちが作れる未来ですね^ ^


楽しみですね^ ^



加藤清正さんは、
「えっへん」と、
誇らしげにしてくれているでしょうか^ ^



いつもありがとうございます。


今日も、健やかな安心の一日でありますように。




戸張碧月

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