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30代前半・実務未経験がwebデザイナーで内定をいただくまでの備忘録

はじめまして。ropaです。

職業訓練を経て、webデザイナーへ転職が決まりました。
備忘録として、職業訓練のことや転職活動のことを書いておきたいと思い、noteを始めました。

20代はずっとバイト・業務委託・個人事業主…みたいな働き方をしてきたけれど、これから先の人生を考えた時に、正社員を経験したいということ、そして正社員になるなら自分の好きなことを仕事にしたいと思い、デザイナーへ転職しようと決心しました。趣味のイラスト活動でAdobeソフトを触っていることが楽しかったこともきっかけとして大きかったです。
あと、ハロワの求人を拝見していると、デザイナーの求人は年齢制限があるものもあり(未経験の場合・31歳迄などが多い印象)目指すなら、今が最後のチャンスなのでは?!と思ったというのも理由の一つです。


ハローワークへ行く(職業訓練を申し込む)

幸いなことに失業給付がもらえる状況だったので、前職を辞めてハロワへ。
職業訓練校の説明会に行き、直感でここだ!と思い応募。私の通ったクラスは倍率が低かったこともあり、合格をいただき通うことができました。

失業中も、国民年金・国民健康保険・住民税など…生きていくのには沢山お金がかかるので、申請できる制度があればドンドン使った方がいいと思います。私は前々職を辞めた時に、失業給付の存在を知らず損をした経験があるので、本当にそう思います。ハロワや市役所・税務署等、自分でも調べた上で質問すれば色々教えてくれるので、めんどくさがらず聞いてみましょう(自戒を込めて言ってます)

職業訓練を受ける

私の受けたクラスは、グラフィックデザインとwebデザインの両方を学べるコースでした。入校した後に、webデザインのみのコースの方が人気で倍率がすごいと聞いて驚きました。時代だなぁと。
私は元々グラフィックデザイナーになりたいなと思っていて、求人を見ていたのですが、同時期に友人がwebデザイナーに転職した話を聞いたり、色々調べてみた結果、今後のwebデザインの需要や働き方の自由度を考えて、webデザイナーになりたいと具体的に思うようになりました。


職業訓練を受けてよかったと思う点は

  • イラストレーターの使い方を学べたこと(ベジェ曲線など)

  • 自分で作ったデザインに先生からフィードバックを貰えたこと

  • クラスの人達のデザインを見て、講評を聞いたり、感想を言う時間があったこと(勉強になったし、人のデザインを見るのが純粋に楽しい)

  • HTML・CSSの基礎的な授業を受けることができたこと(実は、小学生の時にサイト制作に挑戦したけれど挫折した過去があり、苦手意識がありました。基礎的なコーディングの仕方を教えていただいたことで、とっかかりやすくなったので、本当に授業を受けてよかったと思っています。)

でした。良くも悪くも私の場合、あまり学校に期待していなかったのが返ってよかったのかもしれません。質問をして、それに対して答えてくれる環境があれば、どこでもいいなと思っていました。
でも、思った以上に先生やクラスの人たちが良い人たちで、いい感じにさっぱりとした人間関係だったので凄く過ごしやすかったです。学生に戻って学校で勉強する機会を得れたのも、新鮮で楽しかったです。社会人になってから、大学に行く人や新しく勉強を始める人たちの気持ちが分かった気がします。
勉強をできるって凄く贅沢で、楽しいことだなと思いました。


職業訓練が終わる間際に、ポートフォリオ(webと紙両方)が完成しました。一応完成したけど、本当にこれで転職できるのか?と凄く不安な気持ちでした。ネットでwebデザイナーさんの転職体験談をたくさん読んで、心の励みにしていました。

転職活動をする

結果として、

  • 内定:2社

  • 選考辞退:23社

  • 課題選考落ち:1社

  • 二次面接落ち:1社

  • 書類選考落ち:17社

  • 応募するも連絡なし:5社

上記のような結果となりました。
(選考辞退には書類選考中に辞退したものや、一次面接後に辞退したものなどを含みます。)
基本的にハロワ・転職サイト・直接応募で応募しました。
エージェントも勿論利用したのですが、未経験ですとほぼほぼ書類が通らないため、あまり使っていませんでした。でも、担当の方が職務経歴書の書き方にアドバイスをしてくださったのはとても参考になったので、これから転職活動する方はオススメです。

ポートフォリオも完成したらそれで終わり!ではなく、余裕があれば作品を追加したり、既存の作品でも気になったところは修正したりして、今作れる最善の形になるように意識していました

私の場合、ポートフォリオの内容について、細かく説明を求められることが少なかったように感じます。(他の方の転職体験談を見てると、色々聞かれた方が多い)制作時間や制作目的、ターゲット層など、何故このデザインにしたのかという説明をポートフォリオにがっつり載せていたからかもしれません。(採用担当の方は多忙なので読んでないかもしれないけど、アピールできることは全て書こう!という気概でした笑)
ある会社様で、「ターゲット層などをここまで詳細に記載していた方が他にいなかった。」と評価してくださった所があったので、書いた方が他の応募者達と差別化できていいかもしれません。

あと、転職サイトから応募する場合に、転職サイト備え付けのWEB履歴書を応募時に送った後、すぐにメッセージで履歴書・職務経歴書と簡単な挨拶をお送りしていました。ある会社様で「他の応募者達は催促した後に書類を送ってきたのに対して、貴方は最初に全部送ってきてくれた。好印象だった。」と言われたので、ちょっとしたことですが大事かもしれません。

応募条件に実務経験のある方と書かれている求人でも、積極的に応募していました(実務経験3年以上はさすがに難しいけれど、実務経験2年以上くらいまでならガンガン送ってました。)現にそういった求人でも、書類が通って面接してくださった会社様も何社かありました。ポテンシャルやポートフォリオの作品次第で、もしかしたら会ってくれるかもしれないので応募するのがオススメです。

あと、条件面や業務内容が良くても面接をしてみたら自分とは合わない…と感じることも多々あるので、やっぱり求人票だけでは会社のことは分からないと感じました。逆に、求人ではそこまでいいなと思わなくても、面接に行ってみたら社長様や社員の方が素敵で魅力的!ということもあったので、やっぱり会ってみないと分からないという印象です。

個人的に、転職活動をしなければ知らなかった素敵な会社が、世の中に沢山あると知れたのは凄く良い発見でした。まだ自分の実力では行けない会社だけれど、実務経験を積んだ先にこういう選択肢があると知れたのが嬉しかったです。

おわりに

がっつり転職活動をしたことがなかったのですが、今回初めてしてみて、本当にご縁だなと感じることが沢山ありました。条件が合っても断ったり、面接がすごく良くできても落とされたり。(本当に悲しい)

できるだけ数社同時に、選考に進むことが大事!だと思いました。

転職活動は思った以上にメンタルがやられるので、なるべく選択肢を沢山持っていた方がいいです。ずっとずっと書類が落ちたりしてると、悲しくなってきますよね…できるだけそればっかり考えないように、趣味とか何か楽しいことで気持ちを紛らわせるのが、本当に大事です。

(そんなこと言いつつ私はがっつり病んで、体調を崩しまくりました。毎日転職サイトばっかり見て、本当に頭おかしくなりそうだったので、これから転職する方は気分転換を忘れずに頑張ってください!)

これからがスタートになるので、コツコツ勉強を続けていけたらと思っています。引き続き更新できればと思っているので、もしよかったら読んでいただけると嬉しいです!


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