福島第一原発で感電事故

 東京電力の4月25日による発表によれば、『24日午前10時43分頃、所内電源A系が停止した同時刻に、構内の大型機器点検建屋西側において、掘削作業(コンクリート舗装面(表層)の剥 がし作業)に従事していた協力企業作業員の負傷が確認されて、現場状況を確認したところ、負傷者が掘削作業 (コンクリート舗装面(表層)の剥がし作業)をしていた場所が所内電源A系ケーブルの近傍であることが確認されたことから、当 該掘削作業(コンクリート舗装面(表層)の剥がし作業)によりケーブルが損傷し、所内電源A系が停止したものと推定した』と報じたが、高電圧9600ボルトによる、これは明らかな死亡レベルの感電事故である。当然、労基署が入って調査の対象にもなり得ると考えられる。

4月25日の東京電力の会見資料はこちらですが、「感電事故」とは書かず、アークとのみ記載しています。


https://www.tepco.co.jp/decommission/information/newsrelease/reference/pdf/2024/1h/rf_20240425_1.pdf


 25日の定例記者会見で「おしどりマコ」氏が「感電」だと指摘されましたが、東京電力の広報はアークによる熱傷で、病院に搬送したとのみ、いい加減に答えています。

 また、会見に同席されていた「まさのあつこ」氏も、同様に指摘されました。

会見は、まだ見れるならこちらです。見れなければおしどりマコ氏のツイキャスから見れます。


 

おしどりマコさんのツイキャス

 つまり、今回の感電事故工事の元請けは関電作業は2次下請けの作業員さんで、まさのさんが書いておられるように表面の舗装コンクリートから10cm下に9600Vの高電圧ケーブルを地中埋設していたということになります。これは法にも抵触するのではと私は考えています。仮に、今回の工事の日が雨天なら感電による死亡事故など大惨事にも繋がったと考えられます。
そして、経産省の資料を見ても明らかな違反と考えられ、高圧ケーブルの地中埋設敷設は基本的に定められています。


https://www.nilim.go.jp/lab/ucg/koho/pdf/01/10sanko1-1_140926.pdf

さて、次回の東電会見どのような言い訳が飛び出すかこうご期待

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