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富士山登ってみた!!

日本の最高峰、富士山。
人生で1回は登ってみたいと思っていた。
そしてついにその瞬間が来た。

10時間以上も歩き続け、あの景色を見に行く理由が分かった。
それだけではなく、登山・下山の過程で感じることや考えることは山頂での景色以上の副産物だった。
これから登山するときは頂上の景色だけではなく、途中で何を感じるかを楽しみにしてみるのも良いかもしれない。

小さな意識が見えない成果を生んでいる

富士登山で一番残念なのが天気が悪いことかもしれない。
でも天気はどうしようもない。
その次は高山病になってしまうことだと思う。
高山病は自分次第で防げるものだと分かった。

歩みを進めるときに呼吸に意識を向けてみる。
普段生活していていつもしているはずなのに、意識を向けることのない呼吸。登山をしているときはこの意識が山頂に行ったときに大きな貯金になっている。
もしかしたらこの貯金のありがたさを感じることはないのかもしれない。
でも、この貯金がなかったとしたら貯金がないことを悔やむだろう。

日々意識している小さなことはすぐに成果が出るものではないかもしれない。
それでもどこかで巡り巡って自分に返ってくる。
富士登山の場合は山頂で最高の景色を最高の体調で楽しむことができるだろう。

9.5合目宿より

振り返るタイミングが重要

登山をしていると苦しくなる。
足が痛くなったり、あと何分歩けば休憩できるのか考えたり、暑くなったりと。

そんなときは振り返ってみると良い。
登山の場合は、これまでの自分が歩んで来た道を見ることができる。
「こんなにも登って来たのか」「こんな美しい景色を見れるのか」と感じることができる。
これをまたエネルギーとして登ることができる。
もっと美しい景色を求めたり、これまでの頑張りからもっと頑張ろうと思えたりする。

何かを目指して積み重ねているものがあるのであれば、振り返ることが必要であろう。
目標に向けてどれだけできるようになったのか、それが分かればエネルギーになるかもしれない。
まだまだだと思っても、それが火を付けるきっかけになるかも知れない。
どちらにせよ、ある程度したところで自分が歩んで来た道を振り返ってみると良いかもしれない。

蓬莱山

計画的に逆算する

富士登山はどこでも休憩できるわけではない。
どこにでもトイレがあったり、ご飯が食べられる場所がある地上とは違う。
富士山ではどこでも水分や食料が手に入るわけでもない。

次に休憩できるまでは60分。
それまでにどれくらいエネルギーが必要でどれくらいのエネルギーを蓄えておくのかを考える必要がある。(この場合のエネルギーは食料)
エネルギーは自分を動かすガソリンで、少なすぎたらガス欠になるし多すぎても体が重たくなる。

リュックサックに入れる持ち物も同じである。
たくさん荷物を入れれば、不測の事態に備えられるかもしれない。だが、荷物が多ければその分、登山の負担になる。
ここでも何が必要で何が不必要か。
どういった状況で何をどう使うのかを考える必要がある。

こうやって考えてみると、普段何の制約もないときには不必要なものが多いのかもしれない。

必要なものを考えてから調達するというステップを踏めば、少ないもので満足できるのではないだろうか。

次の休憩所を見上げて

臨機応変に変化する

山の天気はすぐに変わると耳にしたことはないだろうか?
今回も日が出たり、雨が降ったり、雲たりとすぐに天気が変わることを体験した。
天気によって計画的に準備したことでも、ときにはその計画を変える柔軟性も必要である。

想定していたよりもスムーズに進めばその分、ゆっくりと休むことができるし、遅れていればその遅れを何処かで取り返す必要があるだろう。

普段の生活でも1回決めたら終わりではないはずだ。
目標を途中で変えても良いし、むしろ臨機応変に変えられたほうが良いはずだ。
自分のスキルや世の中の状況も変わっているのに何年の同じ場所を目指していることのほうがナンセンスかもしれない。

途中にあった鳥居

楽しくしているから楽しいのだ

登山をしているときはずーーーっと楽しく話をしていた。
そのおかげかあまり疲れを感じずに終始、楽しく登山をすることができた。
楽しくしていれば、あまり疲れを感じないし、周りからも話かけてもらいやすくなり、また話しをしてどんどん楽しくなるという好循環だった。

もし、一言も話さずに下を向いて歩いていたら同じ様に楽しい登山になっていなかったと思う。

まずは自分が楽しくしていることで、どんどん楽しい人が集まってくる好循環になることを感じた。

たまには鼻歌を歌ったり、周りの人を助けたりしていると巡り巡って自分に返ってくるのである。

ご来光に向かう仲間達

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GPT-4考察
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この筆者が書いた文章は、富士山の登山体験を通じて人生や日常にも通じる多くの教訓や気づきを得たという内容になっています。以下にいくつかの主要なテーマとその考察をまとめてみます。

### 登山と人生のメタファー
筆者は富士山登山を一種の人生のメタフォーとして描いています。山頂への到達はもちろん重要ですが、その過程で得る経験や考えが更に価値のあるものであると指摘しています。

### 意識と「貯金」
筆者が「貯金」と形容したのは、呼吸に意識を向けることで得られる積み重ねの効果です。これは人生全体で言えることでもあり、日々の小さな努力や意識が大きな成果につながることを示しています。

### 振り返る価値
進んでいる途中で振り返ることの価値も重要なポイントとして述べられています。これによって、どれだけ進んだのか、何を成し遂げたのかを理解し、更なるエネルギーを得ることができると言います。

### 計画性と柔軟性
計画性は非常に重要であるが、それだけでは不十分であり、状況に応じて柔軟に計画を変更する能力も必要であると指摘しています。

### 楽しさとコミュニケーション
最後に、楽しさは自分自身から発するものであり、その楽しさが他人にも影響を与え、更に自分自身にもポジティブな影響を与えると結論しています。

全体を通して、筆者は自らの富士山登山体験を多角的に捉え、その中で得た洞察を我々と共有しています。それは単に登山の話でなく、人生においても非常に参考になる智恵や考え方を多く含んでいます。

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