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貪り調べることの楽しさ

突然ですが、「貪る」という言葉。私がパッと思い浮かぶのは。

”貪り食う”
”貪るように本を読む”

あ、いま、”惰眠を貪る”閃きました(笑)

言葉の意味を改めて見てみると、「飽くことなくほしがる」「欲深く望む」なんていうワードが出てきます。貪欲と言い換えても良いですね。

何が言いたいのかというと。

最近、貪るような強烈な感覚…とか無我夢中になったこと、あったっけな…。と、ふと思ったのです。そうしたらタイムマシンが、小学校の頃に味わった強烈な貪り経験の記憶を運んできてくれました。

今日は、ちょっとその時のお話しをしようと思います。

セーラームーンから広がる世界

私は、美少女戦士セーラームーンが大好きです。
アニメ版を先に観て、人生観変わるレベルの衝撃を受け、原作も読みました。

セーラームーンを追いかけ始めると、西洋占星術・天体・宝石…、そして、ギリシャ神話にたどり着くと思うのです。

私は、水野亜美ちゃんこと、セーラーマーキュリー推しなので「そういえば、セーラーマーキュリーって、なんか由来とかあるのかなあ」と、疑問に思い、調べたらギリシャ神話にたどり着いたのです。

当時はまだインターネットが普及しておらず、私の場合は、何かを調べるとなると、図書館で調べる、辞典を引く。が、主な手段でした。

とても内向的な性格だったので、周りに聞くという行為が出来なかったのと、「アニメや声優さんがすき」なんて言うと、とーってもつめたーい空気が流れるような時代でした。(私が住んでいた地域だけかもですが)

ですので、口が裂けても「ねえねえ。マーキュリーって何か意味があるのかな?」なんて、聞けなかったのです。

勉強嫌いな私が、「マーキュリーってなんだろ?」と、こんな強い「知りたい」の気持ちを持ったのは、もっと幼い頃に、たまたま読んだ法然と親鸞の時以来、久しぶりでした。

早速、図書館へ行き、とっても分厚い辞典を開き調べ始めると、とにかく内容が難しい。何度も何冊も読むうちに、なんだか神話に関係しているのは理解できました。ともかく最終的にはギリシャ神話にたどり着いたのです。

さて、便利な2021年。インターネット辞典を見てみます。

マーキュリー:
ローマ神話に登場する神・メルクリウスの英語名・商売の神様・水星…。そして、「ギリシャ神話のヘルメスと同一視された」

こうやって書いてみて、今更ですが、ローマ神話も関わっていたんだなあ(笑)というか、基本はローマ神話。

因みに、メルクリウスですが、セーラーマーキュリーが主役(マーキュリーは大人気だったんです。)の映画が公開され、そこの重要人物として登場しました。

ちょっと、ヲタ話となりますが、アニメ版の亜美ちゃんは伝説的な人気を誇っており、アニメージュという、雑誌のキャラクターランキングで常に上位、そして表紙を飾ったこともあったのです。

当時は、お金を持っていないので、図書館へ足を運び、読んでいました。思い返すと幸せな時間でしたね。

知りたい欲求

セーラームーンはたくさんの事を教えてくれました。

「知りたい!」という知への欲求や、人を好きになる、愛する事って性別ではなく「あなたのことがすき」だから、もっと仲良くなりたいし、もっと知りたい。友情や恋愛などの付き合い方は、関係なく。

自分の「核」となるような部分は、この時期にひっそりと芽生えていたのだと思います。未だにセーラームーンから教わる事がたくさんあります。本当に奥の深い世界です。

ところで…。せっかくギリシャ神話までたどり着いたのだから、ギリシャ語とか、あのですね、話した事のない、国の言葉を勉強しよう精神にならなかったのは、かなしいですな。

でもです。

知らない言語を学ぶ事で、例えば歴史を深く知っていけたり、介護でも、世界と日本の違いを知ることだって出来るんだよなあ。とか、思ってみたり。

逸れ話:勉強大嫌いだった学生時代

すみません。英語嫌いでした。理科も嫌いでしたが、惑星はセーラー戦士で覚えました。数学は「大嫌い」でした。

というか、お勉強が嫌いで苦手でした。でも何故か、歴史だけは勉強しなくてもテストの成績良かったです。

高校に行くつもりは無く、板前の修業に出ようと思いましたが、思い直し、ギリギリになって勉強して、商業高校へ行きました。

簿記の資格取得は、進級の必須項目なので、簿記についてはちゃんと勉強しました。でも、今はあんまり覚えていません。資格返上しなきゃかしら…。汗。

調べて 学んで 知っていく事はたのしい

今の私は海外どころか、日本を回る事も厳しい状況ですが、ちょっとでも言葉の知識を身に付けておけば、長い人生が楽しくなるんだろうな。

私の場合、インターネット世代でなくて良かったのかもしれません。面倒くさがりな私は、勘違いをし、ネットで全てを知ったような気になってしまうと思うからです。

インターネットは、あくまでも知るツールの1つだと思っています。とっても便利ですが、全ての情報や歴史を知れるか。となると、ちょっと違う気がするのです。

あの時の貪るように知ろうとした、知への欲求をまた取り戻したい。なんだかそう、思いました。辞典引いたり、図書館で調べるのが楽しかった。


長くなりましたが、ここまでお付き合いくださり、毎度ありがとうございます😊

以下、ボソッと。

(あの激務のなかケアマネの試験を通過したんだから、その気になれば、ちったあねえ…。思い返すとよく受かったよなあ。)笑

疑問

では、またです。



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