「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」世界自然遺産登録

 この地域は、ユネスコの諮問機関であるIUCN・国際自然保護連合から、2018年に一度「登録延期」を勧告されています。日本の自然遺産推薦地が延期するよう勧告を受けたのは初めてのことで、地元自治体にとっては、かなりのショックだったようです。

 登録延期されると再度仕切り直しして問題を整理して登録申請しなければなりません。その後、早くて2021年7月の登録決定になります。そしてとうとうその日がやって来ました。

 亜熱帯特有の照葉樹林や原生林に存在する動物や植物、その多様性が評価されました。イリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギ、ヤンバルクイナなどが、山に生息すると思えば一度はお目に掛かりたいと思います。嘘です。蛇のハブがいると思えば山に入る勇気はありません。
 登録が延期になった理由に、ハブの天敵マングースやクロウサギを捕食する野生ネコ(ノネコ)が増えたという事があったようですが、登録されたところを見るとある程度は解決したのでしょう。

 日本の屋久島、白神山地、知床、小笠原に継ぐ5番目の世界自然遺産登録「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を明るい話題として喜ばしく思います。

 私は鹿児島市に住んでいますが、鹿児島県には離島が沢山あり、最南端の与論島は沖縄本島のすぐお隣です。与論までの距離を鹿児島空港から北に飛べば大阪に行き着きます。実は本土住みの県民で離島に行ったことが無い人はかなりいるらしく私も屋久島種子島以外には足を踏み入れたことはありません。今のステイホームが落ち着いたら奄美大島、徳之島を訪れたいと思っています。沖縄の海が綺麗というのはよく知られていますが、実は鹿児島県の南の海も相当美しいらしい。早く行きたいのですがいつになったら行けるのでしょうか。そっちの方が問題ですね。

#奄美大島 #徳之島#世界自然遺産登録 

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