Red Flower

昭和歌謡、昭和の大女優、時代劇俳優が好きな平成生まれ。昭和歌謡は戦前から80年代アイド…

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昭和歌謡、昭和の大女優、時代劇俳優が好きな平成生まれ。昭和歌謡は戦前から80年代アイドルソングまで広く浅くどのジャンルも好き。 演劇は特に歌舞伎が好き。贔屓は播磨屋(中村吉右衛門さん、中村種之助さん)、澤瀉屋。 好きなことを徒然なるままに書こうと思ってます!

最近の記事

名優たちの仮名手本忠臣蔵

BSで放送された1986年の国立劇場公演「仮名手本忠臣蔵」を視聴。 歌舞伎公演データベースで調べたら、1986年の10月〜12月の3ヶ月で大序〜十一段目まで本当の本当に(上演されてない段が無い)全て通しで上演されていることにまず驚く。これを当時の歌舞伎界を背負っていた名優たちが演ったって言うんだからそりゃ最高峰だわな。 ただ、放送されたのは三段目の松の間〜四段目の扇ヶ谷塩冶館の場、七段目の祗園一力茶屋の場だけ。大序、討入の場はダイジェストって言えないくらいのただ映像が流れた

    • 新春浅草歌舞伎〜種之助さん編〜

      前々回、前回と配信で視聴した感想を書いてきたが、今回は推しである中村種之助さんについて書こうと思う。 種之助さんは4役を見事勤め上げられたが全て初役。 Ⅰ.本朝廿四孝 十種香 〜白須賀六郎〜 今まで三枚目の注進(盛綱陣屋の伊吹藤太など)は見てきたけど、格好良い注進(暴れの注進というらしい)も良き。 鬘から衣装まで全てがお似合いでほんの少しの出番だけど、凄く印象に残った。 Ⅱ.どんつく 〜太鼓打〜 こういう楽しい踊りは種之助さんにぴったり。終始口角を上げて明るい表情の

      • 新春浅草歌舞伎を見て②

        前回に続いて第2部の感想を。 Ⅰ.熊谷陣屋 初役の歌昇さんの熊谷、師である吉右衛門さんの熊谷をそばで見てよく勉強していただけあって、役の肚を大事にする播磨屋の芸を体現していると感じた。 なかでも首実検の後、妻の相模に 「コリャ女房、敦盛卿(本当は小次郎。熊谷と相模の実の息子)の御首、藤の方にお目にかけよ」という台詞を言うが、その言い方に息子を失った父親の哀しさ無念さ、でも義経の前で取り乱してはいけないから必死で哀しみを押し殺し、なおかつ(妻よ、お前もさぞかし哀しかろう)と

        • 新春浅草歌舞伎を見て①

          先月26日の千秋楽がライブ配信されるとのことで、当日は見れずにアーカイブで視聴。(といっても2/4までだったのでほぼ1週間前のことを書きます) 演目は時代物から世話物、舞踊まで幅広く、よくぞ若手だけでここまでのことができたなと。しかも1人3役4役演るんだから凄すぎるわ。歌舞伎では当たり前のことなんだが。 今回でメンバーの殆どが浅草歌舞伎を卒業するとのことで、もう少しこのメンバーで見たいというのが正直なところだが、どんどん下の世代が出てきてるから研鑽の場を与えてあげないといけ

        名優たちの仮名手本忠臣蔵

          noteを始めた理由

          子供の頃から昭和が大好きな平成3年生まれの私。 当然周りの同年代と話が合わなくて、なかなか自分の好きなことを心を開いておしゃべりする相手がおらず、ずっとモヤモヤしていました。 このモヤモヤを解消するにはSNSに自分の思いを吐き出すしかない!と思い約5年前からTwitter(今はX)を始め、思うままにつぶやいてきました。 今では日本中に私と同じ思いを持った平成生まれの仲間がたくさんいることを知り、Xからいろんな学びや刺激を受け日々を過ごしています。 しかし、語彙力不足で物事を

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