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コンビニの転換期を考察する。

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店主への必要資金を半額に ファミマが異例の「値下げ」

必要資金のハードルを下げる事で新規の加盟店を増やす戦略だろう。昨今のコンビニ運営の厳しさ、本部へのチャージ料の支払いが続くわけだから最初の導入ハードルを下げるのは競合他社との差別化にも繋がるだろう。極論ではあるが、コンビニオーナー自身が店頭に立って働くシステム自体を見直す必要もあるだろうね。オーナーは経営に専念できるのが本来は理想的な形。これならば今の若い世代が一定の資金があればコンビニをやってみようって思うかもしれない。コンビニ本部も初期投資の負担はあるが、契約年数の間店舗数が増えても総売上が下がらなければ利益は余裕で得る事が出るシステムなわけだからね。今のコンビニシステムは良くも悪くも固定化が進み安定はしているが、時代背景を考えると転換期である事は間違いないわけだからファミマだけでなく、セブンやローソンも新たな施策が必要となってくるだろう。

ファミマ、時短営業を容認 コンビニ24時間、転換点に

24時間営業の見直しは人件費高騰や人手不足の現状が顕著となっている中で当然の判断であると思う。正直、利益が出てるのは加盟店ではなく、本部だけであるわけだからね。ただ、同時に本部の1割弱である人員削減を発表している点は気になるよね。この人員削減のニュースを隠す為に24時間営業の見直しを発表したのでは?と思わざる得ない。その為、実際に24時間営業の見直しを希望した店舗の希望が通らないなどの可能性も否定はできないのでは?と思う。

コンビニクライシス:実証開始の「深夜無人ローソン」には日本の未来があった

サービスの選択肢としてはアリだと個人的には思う。ただ、販売するものに制限があったり、この無人店舗への切り替えに手間がかかる部分は課題かなと思う。正直深夜にコンビニを利用する層の購買データはあるはずだから販売するものの制限がそことマッチしている気が素人考えではあるがするから売り上げと人件費の兼ね合いを考えるとどうなのかなぁ。


ファミマ、元日は原則営業維持 本部支援で店長休暇も

元旦はコンビニにとってある意味稼ぎ時だから簡単に休業にはできない部分もあるんだろうね。ただ、店長は本部支援で休暇を与える事はできても店長だけでお店は管理できないし、本部の方が急にきても24時間勤務してくれるわけでもないからね。まあアルバイトに対して割増で賃金払えば集まるかもだけど、じゃあその賃金は誰が支払うのか?って話にもなる。結局本当の意味で休めるわけでも解決策が生まれてるわけでもないのが難しいところ。

時短営業セブンの契約解除へ オーナー訴訟検討、営業は継続

契約を結んでいるわけだから本部と話し合いで解決せずに時短営業や元旦休業などを強行するのはアウト。法的に闘うのであれば契約内容の不当性や見直しに対して強行する前に行うべきだったのかなと思う。不平等な契約であったとしても署名をしている=納得しているとみなされるわけで、この行為が認められてしまったら契約の意味が無くなってしまう。確かにセブン側の対応にも問題はあるし、契約内容に関しても時代錯誤であるのは間違いない。ただ、今回の契約解除は様々な意図があるにしてもしょうがないのかなと思う。

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