#推薦図書 NO21 「百瀬、こっちを向いて。」

「百瀬、こっちを向いて。」 中田永一 (著)

この作品は元々他の作家との短編集に掲載がされていた作品。タイトルを意味が最後にわかる。映画化された作品ではあるが、正直その良さは映像では表現しきれていない。この原作を読んでこそ中田永一さんの世界観に入ることができるだろう。調べれば作者の正体はわかるが、初めてこの作品を読んだ時にはわからないくらいであった。ぜひ1度原作をお読みください。


「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは――。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

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