ドラマ「ALIFE 愛しき人」で木村拓哉よりも浅野忠信の演技がすごい!

木村拓哉主演ドラマ「ALIFE 愛しき人」出演者の豪華さだけではなく、各俳優陣の演技力の高さのおかげで脚本のグダグダ感を忘れさせるくらいである。特に演技力で存在感を出してるのは浅野忠信と木村文乃ではないか。


特に浅野忠信の演技力は最初は違和感を覚えていたが、回を重ねるごとにこの演技の意味がわかってくる。この流れを見据えての演技だと思うとさすがの一言。木村拓哉演じる沖田先生に対する嫉妬心、竹内結子演じる深冬に対する愛情、気持ちの揺れと本音の部分を言葉だけではなく、表情や行動で表現するのは恐ろしくも感じる。


また、木村文乃の演技も見逃せない。最初はツンツンしてるだけのキャラかと思ったが、背景に抱える葛藤を表情とセリフの言い回しで松山ケンイチの演技力、木村拓哉の存在感に負けないやり取りを演じているのではないか。


視聴率に関しても昨今のドラマでは二桁いけば上出来である。もちろん、木村拓哉主演ドラマという意味では物足りなさを感じるはず。しかし、今は視聴率だけではなく、見逃し配信や録画でじっくり観る層も多いはず。視聴率に惑わされることなく、役者の演技を観るという意味でこのドラマは観る価値があるのではないか。

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