見出し画像

忘れていたこと

一体 どこに向かっているのだろうか

ときどきわからなくなる

そんな時は大抵 自分を見失っているとき

何したらいいのか どうしたらいいのか

思いつかないときは

まだそのときではないということだ

先日 ある店に招待される

駅から歩く高架下には店が立ち並びお客さんで盛り上がっている

ここらへんかな と思うがまだ喧騒の先 静かな居住区にはいる

奥まったところ ライトは一つ 

正しく隠れ家 一見には絶対みつからない場所に存在していた

スペースは3.5坪 カウンター8席 かなり狭い

一軒家の土間を飲食ができるように改築したものだ

とても 料理がでてくるとは思えない環境だ

しかし 目の前に広がるのは異空間 大将が作り上げるステージ

セオリーなんて存在しなくそこにはオリジナルだけ

料理は無骨 でも美味い 素材で勝負のインパクト

そして尖った貫くスタイル 

聞けば脱サラしてはじめたとのこと しかも同い年

今まで料理をやってないとか・・・

10月にオープンし 知り合いだけの告知から始め

知り合いが人を連れてきて口コミで

今では2月まで予約が埋まっている 

SNSなんぞは使っていない

狭い空間から作り出される料理のギャップと満足度はかなり高く 大将の人柄も引き付ける要因だろう


あることを思い出した

ああ これくらい小さな店で俺 独りでやってたなあ

一昔前 奮起して店を開いた事を




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?