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ヒヤリハット(道路で)


ヒヤリハット。私はこの言葉を介護の仕事を通じて知りました。
端的に申しますと下記のような内容です。

重大な事故やケガに至らなかったものの、
その一歩手前の出来事

今日はプライベートにおいての出来事になりますが、スーパーへ買物に行く際に、とても危険な場面に遭遇しましたので、そのときのことを書かせて頂きます。


✅ヒヤリハット

「ハインリヒの法則」という考え方は有名かもしれません。
この法則は、「1:29:300の法則」とも呼ばれており、この記事におきましては詳細は割愛させて頂きますが、概要としては、

1件の重大事故のウラには29件の軽微な事故があり、さらにそのウラには300件のヒヤリハットが存在する


という内容です。

私たち介護の業界におきましても、この考え方をとても重視している事業所が多いです。

このヒヤリハットの情報を集めて職員間で共有し、そして対策を講じることにより重大な事故を未然に防ごうとする活動を行なっています。

職員ひとりひとりが日常の業務においてヒヤッとした経験を書面に書き留めて職員間で共有し、そして会議等を行い予防策を検討します。
非常に意味のある取り組みだと思っております。

✅歩道上でサッカー

今日の夕方、県道沿いの歩道を歩いていたところ50メートルほど離れた向かい側から5〜6才くらいの子どもさん3人がこちら方面に向かって走ってくるのが見えました。

サッカーボールを蹴りながら走っていました。
1人がドリブルをしていて、他の2人の子が後ろから追いかけているような場面です。

歩道上ではありましたが、車道との境にはガードレールがなかったので非常に危険だと思いました。
案の定、ボールが横にそれて車道に転がっていきました!

「取りに行ったらダメ!!!」と制止したかったのですが、距離が離れていたため何も出来ませんでした…。

そして子どもさんたちは、後方確認ナシで、しかも走っているスピードを落とすことなくボールを追いかけて車道に入っていったのです。

そのすぐ後方には車が走ってくるのが見えました。
私は背筋が凍りつくようでした。

次の瞬間、ビーーーッ!!!とクラクションが鳴りました。

子どもさんたちは急にビックリしたように歩道へ引き返しました。
車と接触せずに済みました!!!

✅危険を察知

おそらくこの車のドライバーさんは、サッカーをしているこの状況を認識し、危険を予測していたことと思います。

この道路は県道であり、当時は交通量も少なく、ある程度のスピードで流れている状況でした。
もしこの車が同程度のスピードで走っていたとすれば、飛び出しに対応できず接触してしまっていた可能性が高いと思います。

クラクションを鳴らすことにより車の存在を知らせる方法が常に正しいのかどうかは私には判断できませんが、この件に関しましては、ドライバーが危険を察知し事前に速度を落としてあったことと、子どもさん達が車道に飛び出てきた瞬間に注意喚起したこと、によって事故を防ぐことが出来たのではないかと思いました。

その子たちはボールを手で拾い、慌てて走りだしました。
そしてこちら方面へ向かってくるので、『気をつけるんだよ』と声を掛けたのですが、私のことをチラっと見るとそのまま走り去って行くのでした。

おそらく慌てていて私の言葉が届かなかったのだと思います。

危機一髪で事故に至らずに済んだこの経験を忘れず、これからは気をつけて遊んでほしいと思いました。

✅結びに

私は仕事でも家庭でも車を運転しますので、どんな時も常に注意深く運転しようと心に刻みました。

数十年前に運転免許を取得するため教習所に通った際に、「かもしれない運転」というのを習いました。起こり得る危険を予測しながら慎重に運転することですね。
日頃から継続するようしてはおりますが、常に忘れず実施することが重要だと強く感じました。

また、交通安全教育をしっかり行う必要があると改めて認識しましたので、我が子には幼児期からしっかり教えていこうと決め、家族間で情報共有しました。

本日もお読み頂きありがとうございました。
また次回もよろしくお願い致します。

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