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地方創生どころか地域活性化も…

有休を取って、飛び石連休を #佐賀県#唐津 で過ごしてきた。どこでもドアのメタバーサー(360度実写映像を撮影して、メタバースワールドを提供・共有する人のこと)の方々が撮影旅行をするのに同行して、単なる観光旅行をしてきました。すごくのんびりできて、快適な3日間だったのですが、実は非常に気になることを感じてしまって、備忘録的に書いてます。

唐津シーサイドホテル

例えば、上の写真。プライベートのInstagramに載せたら、あっという間に以下のような反応がDMで届きました。

  • これ、どこ?海外?

  • 海外行ってるの?

  • これ、何?

  • どこの国?

地方都市にある、ただの国内ホテルです。観光客でごった返してるかと言うと、それほどでも無かったり。外国人観光客をターゲットにしたら、1泊4~5万円でも十分に満足できるだろうステキなホテルです。

この3日間、唐津愛のすさまじい、歴史好きな方に同行したので、いろいろと教えてもらいましたが、唐津って実に歴史的に意義深い場所なんだと知りました。唐津城の天守閣に登れるし、幻の名護屋城跡もある。自然も素晴らしい。人もすごく温かい。福岡から1時間程度。「呼子のイカ」を始めとして海産物は抜群。↑のような立派なホテルもある。

唐津城の天守閣から
新名所の呼子大橋
唐津を中心とした地図

それなのに、どこへ行っても「インバウンドでガッチリ稼ぎたいね!」って空気を感じないんです。。地元の人だけで経済回ればそれで良い、って感じがプンプン。相互扶養で完結しているような感じ。それ以上に稼ぐ必要はないみたいです。絶対にビジネスとして成り立たないやろうってところは、おそらくは観光関連の補助金で成り立ってるような。。

これって、どこの地方でも似たような感じで、50代以上の方々が「毎日のご飯が食べれればいい」って感じで、商売と言えないような商売で留まってしまってる。これは少子化(若い世代の跡継ぎがない)問題も影響してるんだろうけど、既に街が全体的にそういう雰囲気なんです。

11月に行われる「唐津くんち」が唯一に等しい、若者がこぞって参加するイベント。その時は、若い世代も皆さん、とても楽しそうな表情をしてるんですが、その時だけみたいです。帰ってきて山を曳くみたいな感じですね。これでは地方に活気が出るはずがないし、そもそも誰が活気を求めてるのかって感じです。地方に補助金をばらまいて、自民党の票を集めてるだけで、未来の地域のことを誰も考えてないのかな、仕方がないって着地しちゃってるのかな、ってすごく問題あるな~って感じてしまった唐津旅行でした。
※本当に旅行するには最高ですよ!

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