私の臨床の流れ
こんにちは、理学療法士のおかむーです。
今回は、「私の臨床の流れ」について、お話したいと思います。
ただ、これは私のやり方ですので、参考程度までに。
私の臨床の流れは
①情報を集める
これは、患者さんの訴えや他科の情報です。
そこから、何を中心に見るべきか、ある程度、目安を立てます。
②現象の観察と分析
遂行が難しい動作や痛みが起こる状況を再現してもらいます。
その動きから、状態をある程度把握していきます。
動作からいろいろな情報が得られます。
それを如何に、分析・解釈するかが、セラピストの腕の見せどころです。
③推論
得られた情報から、原因となるものを特定していきます。
④評価
推論で出てきたものが正しいかどうか、動作だけでは確認できないところを評価します。
⑤アプローチ
評価等から抽出した問題に対してアプローチします。
この時には、かなり具体的になっているので、運動する肢位や動かす方向、そして運動強度、固定箇所は、おのずと決まってきます。
これは、ROM等においても同じです。
⑥確認
ex内容が正しかったのか、最初の動作と比較して、変化を確認します。
もし変化がなければ、どこで間違えたか再考します。
思いつかない場合は、そのexで数日、様子を見ます。
それでも変化がなければ、現象の観察からやり直します。
自分が大事にしているのは、アプローチ前後の変化です。
ですので、現場のセラピストの指導に行った時
まず、そのセラピストが困っていることと、それに関連した対象者の情報、そして、動作を再現してもらうことから始まります。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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