結婚はトキメキの墓場なのか問題
友人たちと飲んでいるとき、「惚れる」と「落ち着く」は違うのか論争みたいなのがあった。
彼女が言うに、恋愛には「惚れて燃え上がるように恋をするパターン」と「この人といるとなんかいい感じ〜で付き合うパターン」があるらしく、今の恋愛は後者だと言うのだ。
彼氏は、すごく落ち着けて話しやすいけれど、この人と結婚してしまったら、もう一生トキメキとは無縁になっしまうのではないかと恐れ慄いていた。
「さぼてんは、落ち着いて恋愛してそうだよね」
「結婚して、トキメキと出会えなくなることに不安とかないの?」
と、その飲み会で婚約報告した私に視線は移る。
そのときは、友人たちの前でのろけるのが恥ずかしくて「う〜んそもそも刺激とか求めてないのかも〜?」とすました顔で返すと、彼女らは納得した面持ちで頷いていた。
でも、ほんとのほんとは付き合った時から全然惚れてるし、燃え上がってるし、トキメキを日々更新していますがー?!?!
と私(心の声)。
たしかに、「一緒にいて落ち着くこと」が大前提でベースにあり、そこにスパイスとしてのトキメキを有り難や〜と享受してる感じ。
彼女の言う2パターンの恋愛が、私の場合は共存しているように思うのだ。
そして、結婚したからと言ってトキメキがなくなるとは思っていない。今のところは。
ただ、みんなの言うトキメキと私のトキメキが少し違うのかも。と思ったりはする。
私が感じるトキメキは、嫉妬とか、派手なデートとか、漫画のような駆け引きとかではない。
帰り道にコンビニ寄るたび「なんかいる?」とLINEくれることだったり、手を繋がせてくれなくてからかってくることだったり、子供みたいにコタツで寝落ちしちゃうことだったりする。
静かで大きな愛。それに気づくたびに私はずっとときめいてる。
結婚は、トキメキの墓場ではない。
恋愛でも結婚でも、トキメキとバイバイするかどうかは、意外と自分次第ではないか?と思っている。
ときめき続けるためには、小さな「好きー!!」に気付けるトキメキ感度を磨いていく必要があるんではないだろうか。
ネットを見れば、「結婚に必要なのは刺激的な恋愛ではなく落ち着き!」と必ず書いてあるけれども。
その二つは対義語ではない!!と思いたいプレ花嫁の独り言でした。
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