見出し画像

呪いの人形のように扱ってもらっても

オカルトは本当に存在しているのだろうか。
そもそもオカルトとはどこまでの範囲を表すのか。幽霊や宇宙人はともかく、『運勢』までオカルトとするのだろうか。

幽霊は信じていない、宇宙人は信じている、運勢はメチャクチャに信じている私だが、それともう一つ『呪い』を信じている。

『呪術廻戦』という漫画が今勢いに乗っているのだが、私は読んだことがない。流行に乗れない天邪鬼は生きづらいものだ。

私にはある種の『呪い』がかけられているのでは、と最近思い始めてきた。誰か祓ってくれ。祓うと言ってもつるっぱげの坊さんによく分からん念仏唱えられて『お祓い完了!』と叫ばれても安心できない。
『呪い』は信じるが、『お祓い』は信じない。胡散臭いからだ。


で、その『呪い』だが、人間関係の呪いだ。

端的に言うと、小学校の頃友だちになったやつが、謎の病気(当時の私は頭が悪く、誰かに聞く発想も、また聞いたとて理解できる頭脳も存在しなかった)を発症した。
退院した彼は髪の毛がなかなか生えなくなっていた。

時は飛んで(その間の記憶はいまいち無い)大学時代、最初の講義で隣になったやつと会話し、「もしや、こいつが私の最初の友人となるのか」と期待した次の週に彼は消えた。
キャンパスのどこを探しても見つからなかった。

また、同じく大学で、実験の授業で一緒になり、色々と話をして和やかなムードになったやつがいた。
「じゃあ、また来週の実験でな!」と彼は言ったが、次の週に彼は消えた。
これは真実がはっきりしている。退学したらしい。

おふざけになりやがって。私を期待させた台詞を言った時点で、大嘘だったわけじゃないか。いや、それともなにかやらかしたのか。
そこまでは分からない。

そして最近、Twitterで面白そうだと思ってフォローした人(万フォロワー近かった)が、次の日にアカウントがなくなっていた。

私は思った。

「これもう『呪い』だろ」と。

正確に言えば、

「なんでテメェらどいつもこいつも俺から離れていくんだ畜生どもめ」と。

私は呪われているのだろうか。その場合困るのは私だけでなくて、私と関わる人だから、本当に祓ってもらいたい。信じてないけど。

人間関係は大事にしていきたいものだ、と常々思うのであった。


……あっ、このnoteを読んだからといって、あなたも呪われるわけではないから、安心して。
ん? おい。逃げるな。おい!! 逃げてんじゃねぇ!!!!!
おい!!!!!!!!!!!!!!

おい!!!!!!!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?