多くのリーダーは自分自身の能力や直感に頼りすぎる傾向があります。
とくに、通常組織で評価されるような決断力や自信があり、実行力を兼ね備えたスタイルは、自信過剰に陥り、チームや組織に悪影響を及ぼすことがあります。
たとえば、トップダウン型リーダーが自分と同じような成功体験がありハングリー精神を持つ同僚と仕事をすると、対立を引き起こしがちです。
自信過剰は意思決定に影響を与える変数の中で、最も改善しにくいものです。
ダニエル・カーネマンも「自信過剰は心に深く組み込まれているため、他の多くの要素を変えずにそれを変えることはできない」と言っています。
このようなリーダーが変わるための、必要なマインドと方法を紹介します。
⒈なぜトップダウンの意思決定を行うのか
自らの意思決定スタイルを振り返るための問いをシェアします。
⒉どのようなリーダーになるのか
協力的なリーダーになるための方法をシェアします。
⒊実行する
メンタルシフトが完了したら行動に移します。
常に主導権を握り、マイクロマネジメントしたい欲求を手放すのは難しいかもしれません。
しかし包括的な考え方で異なる視点やアイデアを取り入れることで、より良い結果とより強力なチームにつながります。
決断力自慢が、自分の成長や、チームや組織の成功の妨げにならないようにしましょう。