文字の得意、不得意

会社でとある人が言っていた。

「全然文章が書けないんだよね」

そこで、文字を書くことが得意な人とそうでない人の違いを考えてみた。


そうしてみると、

「書き出さずに物事を頭でまとめられる人」「注意力散漫でない人」は、

文字を書くことがそんなに得意ではないような気がしてきた。

逆に「すべての情報が全部同じ優先順位になり、ごちゃごちゃする人」「気が移りやすい人」のほうが、「文字を書く」ということ自体には向いているように思える。


頭でものが瞬時にまとめられる人は、わざわざ言語化する必要がない。

一方「書き出さないとわからない、まとまらない派」は

 ・情報→文字化→まとまった情報

として、一度文字を経由する。

まとまった情報を得るために「言語化」は必須の能力で、毎度頼らざるを得ないので、鍛えられる。

また、「気が移りやすい」は 言い換えると話題が豊富であり、

ひとつのトピックスから複数のトピックスにまたがって文章にすることができる。

世間でいうところ「瞬時に思考をまとめられる」「脇道に逸れない」ことの方が需要が高そうだけれど、「文章」という上では 頭がごちゃごちゃ、いろんな情報でいっぱいだ~という人の方が意外と向いているのかもしれない。


物事によっては、向き不向きは全くわからないなあと思うのでした。

性格や性質に向いている能力を伸ばしたいね。

おしまい

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