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メジャー(巻き尺)を使わないお話・その2

「アンダーベルトとカップの数字にとらわれないでほしい」
この、龍のコメントは大事な事です。
テストにでるよ!というくらい『ブラジャー選び』に大事なこと。

1990年代の初期、10~20歳代に『C65願望現象』がおきたことがあります。
「アンダーは細いけれど、バストボリュームはCカップ。イケてるボディです!」
少しは言わんとしていることがわかります。
『ボン・キュー・ボン』のカーヴィー=ナイスバディのことですよね。
みんなが憧れる『そうなりたいスタイル』


龍はみんながC65になれるわけはない!なる必要もない!と説きました。
そもそも、日本のアンダーバストでブラのサイズを表記している現状に疑問を感じていました。

アンダーバスト基準=数字
で、身体を包み込めません。その通りなのです。

そして、長きにわたって、
「これを着けていないと、私たいへんなことになってしまう!」みたいな、自分の身体に対する不信感と恐怖の呪縛から逃れられない方がたくさんいらっしゃいます。
そんな監獄のようなところから、早く脱出してほしい。
龍と☆子は1980年代からお茶をすすっては嘆いています。


●小さめ信奉と大きめ信奉は、もうやめましょう

小さめさんが思っている事
ブラジャーは、とにかくきつく締め付けていないと体型がくずれてしまう。
ブラジャーの、ホックは一番奥のところで留めていなければならない。
ブラジャーは、小さいサイズを着けると谷間ができて、うっとりする❤

大きめさんが思っている事
ブラジャーは、大きめサイズを着けている方がラク。
ブラジャーは、もともときついものなので、大きめを選ぶ。

そして、最後は、
所詮、洋服を着ていれば、本当の身体の形なんて誰もわからないから大丈夫。

などなど、もっともらしい理由を選んで、カップと一体化したキャミソールを今日も着ているあなたに告げたい。

思い込みや、サイズの願望でブラジャーを選んでよい訳ではないのです。


下着業界に「貼り付けるブラ」や「アンダーベルトがひびかない無縫製加工のブラ」など、アイテムや資材の流行があっても、みんながみんな、同じ体型を目指すような身体の流行はありえません。

どの人をとってみても
身体は唯一無二の体格を持っていますので、時代の気分やカルチャー以前の問題。

快適で、安らげて、衛生的で、堅牢で、着けた方が調子が良くなるようなブラジャーを選びたければ、思い込みに縛られていては永遠にめぐり会えない。


超・締め付けが苦手という方に「ゆるーいオーバーサイズ」をお勧めすることもなく、急こう配の胸の谷間をつくりたいという方に「はみだすほどの小さめカップ」をお許しすることはいたしません。

いまの、自分に難なくフィット、自前の身体に、安定して着続けられるブラジャーと生活することは、とても幸せなのです。
あなたの身体が味わっている幸せは、あなただけのものです。

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