見出し画像

入院2日目・色々聞いてみた話。

今日の画像は、今回入院時に使っている歯医者さんで買った歯磨きジェル(ConCool)といつ買ったか覚えていないビオレの洗顔フォーム。(慌てて持ってきた。普段は資生堂のポンプ式を使っているが移動中のプッシュ漏れが気になり持って来られず。そのうち売店で買い直す予定)

入院中って気を使うね。って事を4ヶ月ぶりの入院で思い出した。

でも、今回は婦人科女性専用ゾーンではないので、周囲を気にしないおじいちゃんとかもウロウロしてて廊下側のベットはちょっと面白くて嫌いじゃない。

病室のカーテンを閉め切った空間は個室感があって落ち着いてて良いけど、とにかく暑い。(お隣さんがいないのでカーテンを少し開けさせてもらってるけど)病衣の上は肩まで腕まくりして、ズボンは短パンか!?ってくらいぐるぐる膝上まで巻き上げている、変わり者スタイルで生きている。
(さすがに廊下に出る時は少し控えめな折り方にしてますよ)


薬が1日10錠増えたのと副作用で血糖値が上がってきたくらいで、痛くも痒くもなく、ただただ旅行をキャンセルさせてしまった感でダメージを受けてしょんぼりしている。

これね、私のお小遣いからとか家計から支払ってキャンセルならまだいいけれど、主人のお小遣いをコツコツ貯めたものを使ってわざわざ支払いしてくれたんですよ。まだ入院前の絶不調な時に振り込みに行ってくれたり、複雑に絡み合った日々の仕事や通院予約を調整してやっと作ってくれた日程だった。今回こそ飛行機乗っての遠出は最後かもね〜とか冗談言いながら(去年も言ってた)も結構マジな愛情たっぷりに気持ちの入った旅行の予定だったので、だからなおさらなんか辛い。
きっとキャンセル料たくさん取られただろうな。
この償いはどうしてくれようか。作戦考え中。



実は、入院初日の薬を飲む前に採血をしたんですけどね。

入院するか外来で薬を飲んで様子を見るかを迷うレベルの数値まで下がっていたらしいんですよ。

えーーっ。ですよ。
「私の身体め!このタイミングで何してくれとんじゃい!2〜3日後の診察だったらちょい高めですねーでスルーされてたんじゃないの?」(そんな訳ないのはわかってるし悪化してたらやばかったのもわかってる)と心中穏やかにはいられずですよ。
医師には涼しい顔で「あー下がってきてて良かったです!」とか言いながらやり過ごしましたけど。

入院計画書には入院1〜2週間って書いてあって、1ヶ月じゃないのかい!ギリギリキャンセルせんでも行けたかも?っていう気持ちで微妙に後味の悪い感じも残る。

もちろん1週間で退院できたとしても、退院後すぐに飛行機とか観光とか無理でしょう。自宅療養とか通院とかあるってわかってるし。わかってるし。わかってるし。心の中でループしながら強がってみたり。

えーん。えーん。

でもちゃんと数値を見て気づいていただき、入院するように言ってくれた事は本当に感謝してるんです。

肝臓の値がビックリ数値だったとか、見た目わかんないけど、黄疸出てると判断する数値って。気づかず放置だったらヤバすぎでしょう!
これは本当に良かった。(思おうと言い聞かせ中)


今後レンビマとキイトルーダを使ってのがん治療ができるのかもダメ元で聞いてみたのですが。

「消化器内科としては『今の治療の続きとしての続行はナシ』。そもそも婦人科の担当医も先週の段階でがんが一旦画像から消えて落ち着いているので一旦終了でも良いのでは?という見解だったので、今の治療はひとまず終了でしょうね」との事。

今後この薬剤の組み合わせは使えるか?については「『今後絶対使わない方がいいとはせず』に、最後の砦として取っておきましょう。ただし他に使える薬剤がある場合はそれらを優先して使う。それらも効果が薄かった時、単剤でレンビマだけとか、様子を見ながらキイトルーダも追加していくとか。しっかりと体制整えて数値を見ながらやるという可能性は残しておきましょう。ちなみにレンビマは肝臓の様子を見ながら使っている事もあるので扱いとしては経過観察しながらはやれなくはない。ただあなたの場合は危険度は高いし即ヤメの可能性も高いのでそれを理解してというのが前提ですけどね」と言ってもらえた。

メインの婦人科の担当医に言われた訳じゃないけど使用できる可能性は首の皮1枚繋がってくれた感じだ。

レンビマとキイトルーダの組み合わせは、私の実感としてはそこそこ辛く生活に影響がなかった訳じゃないけど、私の生活スタイルならばギリギリ付き合っていける程度の相性だったかな。と思っている。

がんへの相性も効果バッチリで良かった。できれば細く長く続ける方法はないか?と担当医に相談しようかと思っていたほど。


以前受けたパネル検査の結果によると、私のがんの型にバッチリ合う抗がん剤はなかった。

一応合うかわからないけどという前提で提案された薬剤の組み合わせは2組。
『ドセタキセルとカルボプラチン(DC療法)』『アドリアマイシンとシスプラチン』だ。

1つ目のDC療法は経験済み。
これも今とはちょっと違ったタイプのずーと美味しくない口になって(苦いが続く)、便秘と指先の痺れとの戦い。これはスキンヘッド生活も再び確定だ。

一応6クールで画像から一旦消えたけど1年も待たずに広範囲に広がったからね。耐性もついてそうだし(大丈夫だろうって言われたけど)何年も続けられるものじゃないし。あんまり過度な期待はせずかな。

もう1つの組み合わせのシスプラチンは聞いた事あるけど、アドリアなんちゃらの方は聞いた事がないから今のうちに調べないとねと思っている。


とりあえず、がん治療は今後転移しても何かしらの形でもう少し続けられそうでホッとしている。

なんとなく積極的な治療(抗がん剤とか)をできる薬がなくなる恐怖が常につきまとう。
積極的な治療がなくなっても即◯ぬってことはないのも知っているんだけどね。

パネル検査の結果の中に条件が合えば私のがんに合いそうな治験があるらしいけど気軽に治療できる場所ではなさそうなので今のところは検討していないという話が書かれていた。

そもそも条件が合うかわからないし、どの段階の治験かもわからないのだけど。


最後の最後の砦という感じになるのかな。
できれば使える薬がなくなる前に認可されて保険適用になってくれたら良いのだけど。

もちろん積極的な治療が手詰まりで治験にすがるしかないのなら一定期間入院だろうがレンタルルームだろうが借りて通うけど、そこまでできるお金と体が保てているのか?

どんな薬なのか?薬の名前もわからないので治験がどの段階なのかもわかんないけど。全く動いていないよりはありがたい。とっても期待大!

退院したら、貯金と体力作りだな。レンビマとキイトルーダの治療していた約9ヶ月間ですごい治療費や他色々で散財してるし。ご飯食べられなかったからあまり動けずで体力も落ちたし。

ただ入院時に開始したステロイドの効果がどうかな?副作用はどの程度出るかな?ってところが明日の血液検査の結果が気になるところ。


もう早く帰れるなら早く帰りたい。
ただね。病院のベットのマットは連れて帰りたいくらいに快適!
電動ベットまではいらないけどマットだけ真面目に購入を考えている。

もう消灯時間を過ぎたので毛布をかぶって打ち込みしてる。さすがに暑い。

副作用や血液検査の結果はまた後日。

もう寝ようかな。おやすみなさーい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?