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おふざけはカレーのあとに インドCamp番外編#4 魔法の言葉ジャーゴン(甘口) "अच्छा"

日本ラグビーフットボール協会公認 S級コーチの神宮寺です。

今回は2018年にインド代表監督としてアジア選手権に出場した際のスペシャルな経験から得た皆様に役に立たないであろう学びもシェアします。

おふざけはカレーの後に。

魔法の言葉ジャーゴン

まず、ジャーゴンとは以下の意味である。(Weblio辞書より)

ジャーゴン【jargon】
仲間うちにだけ通じる特殊用語。専門用語。職業用語。
転じて、わけのわからない、ちんぷんかんぷんな言葉。 Weblio辞書より

そして私がインドから日本に帰る際、JRFUから頂いた一張羅のジャージに「俺たちのジャーゴン」を選手に書いてもらった。

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もしかしたらジャーゴンではなく、私への悪口かもしれない笑
もしヒンディー語を理解できる人がいたら、
そんな時はそっとしておいてほしい、私、ガラスのメンタルなので。

話を戻すと、ジャーゴンとはチーム用語。
他の人が聞いたら意味のなさない言葉になることが多い特殊な言葉。

日本代表で有名なジャーゴンは、「ファイヤー」&「ウォーター」
ファイヤーとコールがかかったらラッシュディフェンス、ウォーターならドリフトディフェンスのように、その言葉でチームとして動きが決まるようなものが多い。

それではインドで使い倒したジャーゴン・・・
正確にはジャーゴンになってしまった言葉を紹介しよう。
これさえあれば、インドは怖くない

*日本人がヒンディーを使っているのもPOINT、例えば日本にいる留学生が「なんでやねん!」みたいな事を言っているとほっこりするのと一緒。

魔法の言葉 その1「あーちゃー」(अच्छा / achchha)

この言葉さえあればインドは生きていけると言っても過言ではない。
おそらく正確な言い方はあるのだけど、進化系が多すぎてどれが正解かいまだにわからないが「あーちゃー」とか「あちゃっ!」とか、ふざけてるのかきみは!と言いたくなるような「あちゃちゃちゃ!」とかも存在する。

意味としては「Good」、それが「良いねー」とか「良い!」とか「めちゃめちゃ良いじゃん!」「良いっつこん!(甲州弁)」みたいに、とにかくGoodな時は「あちゃ」っぽい事を言っておけば大丈夫。知らんけどな。

ただややこしい事に、合いの手みたいな時にも使われることも多く、「ははーん」とか「なるほどー」とか「へー」とか「はーん」とか「ふーん」とかとも同じ意味にもなる。もしかしたら失敗したときにも「あちゃー」みたいに言ってたような。。。 もはやそうなると日本語と一緒だ。

使用例
選手「コーチ、フィットネス走りたくないよー」
私 「あちゃー」
選手「でも頑張るわー」
私 「あーちゃー!」
選手「でも手加減してよね」
私 「あちゃちゃちゃちゃー!」

・・・たぶんこういうこと。  し、知らんけどな。
相手の言ってる意味がわかっても、何て返して良いか言葉が詰まった時、
たいがい「あちゃ系」を言っておけば、話は通じるのだ。

これぞ魔法の言葉、ジャーゴン。 ・・・とはちょっと意味が違うけど、グラウンドの内外では、常に「アーチャー」が飛び交っていた。
あ〜ちゃ〜・・・

次回は本当のジャーゴンの話を。

ムッキーまとめ1

<学びのまとめ>

●最初は慣れないが使い込むと癖になるから気をつけろ。
 ジャーゴンというより便利すぎる魔法の言葉。

ムッキーまとめ2


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