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野口啓代さんにとっての世界一、渡部暁斗選手のオリンピックの捉え方

2022年2月9日放送のNHK総合『北京オリンピック デイリーハイライト』で、2022年1月9日放送のNHK総合『サンデースポーツ』での渡部暁斗選手と野口啓代さんの対談のシーンを引き合いにしながら。

渡部暁斗選手(対談)「野口さんにとって世界一ってどういうものかなっていう。どう思いますか?世界一っていう、結構漠然としたことばじゃないですか。」

野口啓代さん(対談)「もちろんリザルト(結果)だけじゃなくて、人間性だったり、自分の行動であったり、メディアでの発言だったり、プロとしての意識だったり、本当に色んなものを踏まえて、認めてもらえるような選手になりたいと思い続けていました。」

渡部暁斗選手(対談)「凄い共感できますね。なんかびっくりしてます。自分が考えているような事を、なんか自分の頭の中で話しているような感じ…」

【以下スタジオ】

青井実さん「どうですか、改めて野口さんにとってオリンピックというのはどんな舞台でしたか?」

野口啓代さん「そうですね、あの、まずはオリンピック出た事がなかったので、どういったものなのか知りたいなという所と、あとは引退試合だったので、これまでの本当に自分の20年の集大成をそこで出したいなと思ってましたし、これまで出たワールドカップ・世界選手権とオリンピックって本当に別物だなっていう風に感じましたね。」

青井実さん「出る前と出た後って何か変わりました?」

野口啓代さん「うーん、そうですね、やっぱりあれ程の大舞台を経験すると、ちょっとやそっとの事では緊張しないというか、何でも大丈夫なんじゃないかなという気になれますね。」

杉浦友紀さん「渡部選手は対談の中で今回のオリンピックこのように捉えていたんです。」

渡部暁斗選手(対談)「オリンピックの事を考えた時に、自分の最高のパフォーマンスをして、それがたくさんの人に見てもらえてそれが共有できた時に、本当にスポーツって価値のある瞬間になるんじゃないかという風にちょっと最近考えていて。」

この最後のコメントが、ノルディック複合個人ラージヒルでの銅メダル、ノルディック複合団体での銅メダルを裏付けていると思った。

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