ruin

designer / 面白いものをデザインしています / いつか柔らかい空間づくり(街…

ruin

designer / 面白いものをデザインしています / いつか柔らかい空間づくり(街づくり)がしたい / 音楽とゲームを取り上げるとたちまち息を引き取ります / INFP / they/them?

マガジン

  • ESSAY

    私は何を考えているんだろう。 拙い筆致ですが、私の価値観や人間性を通してあなたの心の向きや在り方に変化が生じたらとても嬉しいです。

  • VISION

    私の野望はなんだろう。 社会に疑問や生き辛さのある方に。 柔軟な空間づくり(街づくり)をやりたいです。応援していただけると嬉しいです!

  • ME

    私はどんな人間なんだろう。 【 INFP各位 】 心の栄養失調予防に。就寝前にお好きな記事を1つお読みいただき、日々のストレスに対する共感と、仲間がいるという安心感を摂取したら、そのままベッドに飛び込み何も考えずに寝てください(もちろんINFP以外のどなたでも服用可です!)

最近の記事

ベランダ歯磨きスクワット

昨夜はいろいろあって本音をぶつけたり受け止めたりした日だった。でもネガティブな本音だろうとポジティブな本音だろうとしっかり受け止めて前を向くことができる、そんな私にとって大切な人間だけだったこともあり、特別落ち込むとかではなかった。ただやっぱりニヤけてしまうほど面白いもので、嫌いになってもおかしくないほど一緒にいる人間なのに何を考えているのか全く分からなかった。夜中の2時だった。 想いに共感して水滴が頬を縦断する人もいれば、悔しさに喉を詰まらせた人もいた。私だって飄々とはで

    • 過去と未来のサンドイッチ

      サンドイッチが食べたいっっ!!! たまに食べたくなるよね、サンドイッチ。 買おうと思うと少し高いよね。 私は「サンドイッチ」のキーワードを使って1記事書くことで取り敢えず食べた気になろうと思いますが、皆さんはどうぞ美味しいサンドイッチを食べながら読んでくださいね(嫉妬) ✳✳✳ 過去に生きる人。 今を生きる人。 未来で生きる人。 観察してると本当にいろんな人がいて、生き様の背景のバリエーションの多さにいつも驚く。悩み方やもがき方も千差万別。 過去に生きる人は、失っ

      • この脆く寂しい社会に必要な余白と創造性と私の成長

        空間づくり?がやりたい何をやりたいのかまだひとことで自分でも説明できない。 コミュニティづくり?カフェづくり?街づくり? でも革新的なことって「まだ定義もないような新しいこと」だからしょうがない。 とりあえず私のnoteでは「私のやりたいこと」を表現するときに、一番包括的でしっくりくる「空間づくり」というワードを使っていこうと思います。 そもそも日本という国が街づくり後進国であり、「街づくり」が最後の成長産業と言われるほどまだまだ問題視されていない。だから、キーワードも少

        • 手から喉が出るほど友達が欲しい...?

          友達が5年半近くも消息不明。それも1人じゃない。たくさんとは言えないけど、それなりに友達がいた。その全員と連絡がとれない。 LINEのひとつくらい送ってくれる人がいてもいいのに。ほんとうに心配。お酒は苦手だけど飲みに誘ってくれたっていいし、どこかに遊びにいくのだっていいじゃん。 私だって数年前まではこっちからLINEしてみようと思ってたよ。あまり自分から働きかけることはしなかった私にしては成長している。思っただけでしていないけど。 ある大学の友達にLINEを見せてもらっ

        ベランダ歯磨きスクワット

        マガジン

        • ESSAY
          10本
        • VISION
          3本
        • ME
          5本

        記事

          隣にインスピレーション

          今日こそはクリエイティブな私の創造性を爆発させるべく、コーヒーは淹れずスマホいじりもほどほどに9時前に家を出た。 家を出る前にスマホのメモに整理した「noteネタリスト」を思い返しながら、日曜の静かな並木道に整列している緑の揺らぎを楽しむ。そんな自分に満足する。順調な滑り出しだ。 歩車分離信号。大小の車に道を空けさせ、交差点の中央を贅沢に闊歩したら、大宮駅構内のお気に入りのカフェが近づいてくる。 以前に通っていたときのデータから、このくらいの時間なら空いてると踏んでいた

          隣にインスピレーション

          私の煩悩を解析する儀式のような美しい記事

          久しぶりにまた、noteを書きたくなった。 あーあ。 やっちゃいました。 いきなり嘘ついてますね。 「久しぶりに書きたくなった」のではなく、「ずっと書きたかったがなかなか書き出せなくて悶えてのたうち回ってたけど、ようやく書き出せそう」が正解。言い訳をさせていただきますと、「久しぶりに書きたくなった」のほうが冒頭に相応しく、ふらっと綴りに戻ってきたんだぜ感を醸し出せて、手軽にエモいからですすみませんでした。それを分かっていて無意識に書き始めました。こんにちは、愚か者です。

          私の煩悩を解析する儀式のような美しい記事

          理解ができないのは自分が未熟だからかもしれないぞ。

          「現実逃避したーい」 昔付き合ってた彼女がよく言ってた。"現実逃避"の4文字を見たり聴いたりすると彼女を思い出すようにプログラムされちゃってるから、また思い出した。 当時は何故か分からないけど少しムカついてたと思う。可愛さに紛れてたから気付かなかったけど、確実にうっすらムカついてた。たぶん、自分の真面目な部分がテキトーに生きているように見える彼女を許せなかったんだと思う。 ディズニーだの、アニメだの、漫画だの。 全力で、楽しそうに僕を振り回す。 その分、嫌なことを本当

          理解ができないのは自分が未熟だからかもしれないぞ。

          幸せの輪郭は考えても分からない

          本当に都合がいい。 あんなに人生つまらないと思ってたのに。 あまり世間話などのフランクな会話のチャンスがないと思ってた職場で昨日は落ち着いた雰囲気が漂っていて、全員がどこか手持ち無沙汰だった。 そこになんの気なしに話題を投入してくれた先輩のおかげで弾む会話が生まれた。少しの間だったのに、ほんの少しの間だったのに、楽しかった。 僅かな時間だったのに、退勤後も、翌朝になっても、あの時間がありありと思い出せるほど濃い時間。 こんなに簡単なことで人間は幸せになれることを再確認

          幸せの輪郭は考えても分からない

          穏やかで鮮やかな街は、自分で創るしかないから

          個人が主体性をもってそれぞれの色を放つ。 いろんな色が相互に反応して街を形成する。 そんな穏やかで鮮やかな、創造性あふれる、個のための街づくりに対して自己効力感を感じる街に住めたならどれだけ心地が良いだろう。自然体の自分ってどんなだろう。 ・ ・ ・ いつも教室を見渡して仲間はずれを見つけては気にかけ、両親に不和が生じればせっせと仲裁し、バイト先では心身を擦り減らして働く社員の相談にのる。僕のことだ。 苦ではなかったし、なぜ自分のことを蔑ろにしてまで他人に働きかけてい

          穏やかで鮮やかな街は、自分で創るしかないから

          台湾カステラのために、親知らずを抜く。

          ずっと気になっていた。 話題のスイーツとかにはまず興味を示さないけど、よく行くパン屋さんに他のパンの2倍の陳列スペースを陣取っているあいつが実は気になっていた。 自分の中ではマリトッツォの台頭と同時期くらいで、名前にも「台湾」とついてるから女性ウケしているスイーツのひとつという認識。 いつも綺麗に並んでいたのに、ほんの少し自分の意識を引くだけで、お腹を空かせた僕はトングを伸ばすことはなかった。 値段がちょっと高いし。 ふわふわでお腹にたまらないじゃん。 甘いパンより

          台湾カステラのために、親知らずを抜く。

          誰かの家から聴こえてくる食器の音

          スマホは家に置いていく。 家の近くを散歩するときは、たまにそうしている。 いくらスマートなフォンとはいえ、ポケットに入れて歩くのは重すぎると感じてしまう。せっかくの散歩を板状のかたまりひとつで足取り重いものにしたくない。散歩は軽さが大事だと思ってる。 「せっかくの散歩」というくらい僕は散歩が好き。気分転換や運動不足の解消になることは言わずもがな、「誰かの家から聴こえてくる食器の音」がとにかく好きだから。寒い冬はどこの家も閉め切っていて聴こえない。照りつけ始める太陽が窓という

          誰かの家から聴こえてくる食器の音

          若いときほどその浅い思考で言い切ってしまえ

          「若気の至り」って言葉がある。大人に言われるとやっぱりムカつくし、できることならそんな失態は避けたいところ。ただ、失敗した若者に対して「若気の至りだ」とか騒ぎ立て、まるで失敗がいけないことであるかのように説いてくる老害にはならない為には、やはり「若気の至り」を経験しなくっちゃいけない。 「若気の至り」は、つまり「失敗」を指す。 よく失敗こそ大切というけれど、若いうちはどうしてもそれが分からない。落ち込んでしまうし、立ち直れなくなることもある。 「成功」は嬉しい。でも「これ

          若いときほどその浅い思考で言い切ってしまえ

          アニメ嫌いの兄、公開初日に弟とラブコメ映画を観に行ってみた

          自分の可能性を自分で狭めているなぁとなんとなく思っていた時に、アニメオタクの弟がこれまでにないほどドはまりしている「五等分の花嫁」を勧めてきた。そもそもアニメが苦手な僕はラブコメアニメなんて一度も見たことなかったけど、何か自分のためになるヒントがある気がして興味をもった。 映画公開の1週間後に間に合うようにアニメを観終え、さらには公開初日に弟とふたりで劇場版「五等分の花嫁」を観てきた。ラブコメを避けてきた自分をぶん殴ってやりたいくらい面白く、学ぶことも多かったから布教します

          アニメ嫌いの兄、公開初日に弟とラブコメ映画を観に行ってみた

          敵だった母は、敵じゃなくて母だった

          僕には大好きな母親がいた。雷鳴の轟く深夜の病院で、どうしても停電中に産声を上げようとする僕の顎が引っかかったおかげで弟と妹も帝王切開で産むことになった母親。深夜に裸で喚きながら出現。TPOをわきまえなさい。3人とも成人した今もなお、揃いもそろってお腹の痛くなるような心配ばかりかけている。 どこに行っても気さくな母親は僕の友達にもよく絡み、面白い母として評判のいい自慢の母親だった。同級生の母親たちより若く見られることも多く、親が学校に訪れるイベント時にも「絶対来んなよ」なんて

          敵だった母は、敵じゃなくて母だった

          理想郷を創りたいのかもしれなくて、慄いている。

          淀みない力が錆びをも溶かす21の春だったから、あれからもう4年。 生き方を見失ってから突如始まった鬱病とのシェアボディ生活。2年半くらい共生して円満にお別れ、その後の1年半は自己理解が深まったことで余計に自分の特性と付き合って生きる術が分からずに悶々とする日々を送っていた。客と接点のないアルバイト、会話は家族だけ。計4年。社会と疎遠だった。 HSP(感受性の高い気質)やINFP(希少な性格特性)な傾向があることは受け入れながらも、自らをカテゴライズしたりマイノリティな存在を

          理想郷を創りたいのかもしれなくて、慄いている。

          老い先短い弟に命を救われた、人生有り余ってる兄です。

          僕に " この " 弟がいなかったら、 とっくに来世の誰かにバトンタッチしてたかもなぁと思う。 こちらの記事で、うつ病だった僕が在宅で弟とデザインの仕事を始めるに至った経緯について簡単に触れました。 奈落の底まで落ち切ったやる気・気力・希望を、たっぷりの遠回りと一緒に和えながら、約2年半もの月日をかけて少しずつ育ててきました。またいつあの地獄に陥るか分からないという恐怖が消えてから1年も経過したことに、驚きと少しの焦りがあります。つまり、他人から見れば3年半の間なんにもし

          老い先短い弟に命を救われた、人生有り余ってる兄です。