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リベンジェンドストーリーを第三者目線で語る

おはようございます。2児の育児に追われるボードゲームクリエイター
Rulemaker です。今日ちょうど誕生日を迎えました。

昨年、クラウドファンディングでご支援頂き制作中の、
正体隠匿異世界ダークファンタジーバトロワ
リベンジェンドストーリーが、制作が早まった事により、
ギリギリ・・・ギリギリゲームマーケットに出展出来そうです。
(本来は展示と試遊の予定でした)

そこで、今回は、最近よく読んでる海外のクリエイター様の翻訳記事に感化されて、第三者目線で、リベンジェンドストーリーの魅力について書きたい
と思います。誕生日の戯言として最後まで読んで頂けましたら幸いです。
フォローやいいね頂けるととても喜びます♪

以下第三者
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やぁ、今回僕が語るのは、リベンジェンドストーリーという日本の
正体隠匿異世界ダークファンタジーバトルロワイヤルボードゲームだ、
とても長い形容詞がつくけど、本当にそんな感じのゲームなんだ。
生き残った赤ずきんが人狼に復讐する為に仲間を集めてリベンジするって
いう世界観なんだけど、童話と人狼と悪そうなキャラがミックスされた世界観の本当にぶっ飛んだゲームなんだ。

正体隠匿の他作品との比較は、後日するとして、
このゲームは、3キャラクターから選んだ1人で、3×3のマップを
移動しながら、3陣営(ブラッド:決して正義じゃない、ヴィラン:悪党ばっか、アナザー:巻き込まれたっていうけどヤバいやつ多い)が、
お互いの陣営勝利や特殊勝利を目指す正体隠匿バトロワなんだけど、

最大の魅力にして、最高に狂気なのが、そのオーバーな個別能力なんだ。
ほんとどのキャラも強すぎてイカれてる
(イカれてるなんて普通使っちゃいけないけど、ぶっちゃけ本人が書いてるから許してほしい)

これが物語っているのは、シンプルな作者の意図で、陣営戦でありながら
能力を最大限発揮すれば、ひとりでゲームを支配できるってことなんだ。
作者はこれを「全員が主人公になれると評しているが、それを成り立たせる
為に、物凄くクレイジーな方法でそのバランスをとっているんだ、
それが全キャラの強力な個別能力なんだ。

そういう意味で、この作品は多くのメジャーな正体隠匿ゲームと全く違う
ポジションを得ている。人狼と童話をテーマにしているが、
ある意味1番かけ離れているのは人狼ゲームだ。

人狼ゲームは、完全な協力のゲームであり、議論で誰もが活躍するチャンスはあるが、役職、特に占い師や人狼になったプレイヤーの役割はとても大きい、また彼らを守る為に村人や狂人の死も必要になる。

しかしリベンジェンドストーリーでは、その強力なパワーのおかげで
多数陣営を倒す為には、一旦敵の敵と手を組んだりする必要がある。
(一人の力がとても大きいからね)
また、能力として見方を裏切ったり、裏切らせたり、見捨てたり、生き延びる為にはなんでもやる奴らが出てくる。

この前提は、全員が主人公だからだ。
主人公が最初に死ぬ物語なんてつまらないだろ?
最後まで生き残って巨悪を倒すのが主人公だろ?

このゲームは、時には見方を踏み台にしたり、敵と協力せざるおえない
映画の主人公のようなジレンマが沸き起こる。そしてそうなった時、
それはもう作者の術中にまんまと僕たちはハマっているんだけど、
でも完全に、自分が主人公になった瞬間なんだ。
それはきっと作者が1番味わってほしい瞬間で、
それを味わってもらう為にすべてのキャラクターが強く作られている。

このゲームは、本当に相手にするとイカレた能力ばかりで理不尽極まり
ないのだが、それゆえに平等なんだ。


そして散々僕はみんなを主人公と言ってきたが、
このゲームにはもう一つの大きな魅力があり、それはこの主人公という
言葉とちょっとズレるんだけど、本当にここも大事だから、
語弊のないように伝えていきたい。

このゲームのもう一つの魅力は、『ロールプレイ』なんだ。
このゲームの作者がどれだけそれを意図したかはわからない
(きっとこれも相当考えてテストプレイしたんだろう)
このゲームは、よくある物語に没入させるゲームのような長い読み物が
ないにも関わらず、そのキャラクターをロールプレイ出来るように
設計されているんだ。

例えば、君が人狼を選んだとしよう、言わずもがな人狼はこのゲームに
おけるラスボス的な立ち位置で完全なヴィランだ。
能力を解放したらあとは圧倒的なアドバンテージで相手を破滅に追いやれる。
でも、その解放には条件があってはじめは凄く弱いんだ、だから隠れて
嘘をついて必死で生き延びる。そして能力が解放されたら蹂躙する!
これが本当に人狼っぽいんだよ、人狼ゲームの人狼っぽさももちろんあるけど、このリベンジェンドストーリーという世界で、みんなに悪さをしてきた
ずるがしこくて卑劣な人狼っぽいんだよ!
人狼の能力を活かそうとするだけで、人狼として勝とうとするだけで、
すっごくロールプレイした気分を味わえるんだ!

他には、もし君が赤ずきんなら?
赤ずきんはブラッドチームを結成してるんだけど、これは全然正義のチームじゃないんだ、復讐の為に集めたチームなんだ。だから赤ずきんをプレイすると・・・赤ずきんで勝とうとすると、味方なんて知ったこっちゃない、
私が人狼を・・・殺る!って気持ちになるんだよ。
それがたぶんこの世界の赤ずきんちゃんで、気づいたらやっぱりロールプレイしてるんだ。
(ここで赤ずきんのフレーバーテキストを引用しておこう僕が大好きなセリフなんだ。
『復讐は何も生まない?大人ってバカね、大事なのは何が消えたかなのよ』)

キャラについて書いたらきりがないから短めに書くけど、
占い師は貯め込んだ一撃をお見舞いすることしか考えてないし、
元騎士はなんか失った手足の代わりの道具探し回ってるし、生き残った市民は、とにかく誰かに助けてもらおうとするし、シンデレラは赤ずきんいないとメンヘラバーサーカーになっちゃうし・・・
このへんは何いってるかわからないかもしれないけど、本当にそのキャラの
ロールプレイが発生するんだ。
勝とうとしたり最大限楽しもうとすると自然とそのキャラになりきってしまう・・・これがこのゲーム最大の魅力だね!

あとは、本当にいろいろとにかく楽しさが詰まってるよ!
(ちょっと熱くなりすぎました)

最初に2~3キャラからキャラを選べるのもリプレイ性高くて楽しいし、
戦略も立てやすい、今回こいつでいこうってなるからね!
(あと人狼あるあるの同じ役職ばかりが起きづらい)

秘匿されているマップの探索も楽しいし、
(探索マップどれが出るかわからないのがいいよね)

キャラクターをサーチチップで推理するのも楽しいし、
(チップは獲得・交換・公開があって、視覚的だからどこ探したかも忘れないのがほんと助かるよ、あと公開はほんとざわつくね!w)

獲得できるカードも、アベレージで強いワンダーカード
と戦闘が強くなって専用装備にもなるレガシーカードがあって
強いのはワンダーなんだけど、レガシーはただですら強い個別能力の強化だったりするから、さらにワンチャンスやドラマを生むよ!
(ただ揃えたやつは、先に倒す事をオススメするよ)

戦闘は、シンプルにダイスを振り合うんだけど、反撃があるのがいいね!
(リスクがあるというのが大事、あと多くの戦闘強化が攻撃時に集約されているのが加速感を出してるね)

あとは、コンポーネントについては、
まずパッケージが最高だよね!横から見るとカラーが変わるのがオシャレだね!

あとは大きなキャラクターカードが最高だね!(カードのせいで箱が小さく見えるね)

立ち絵も違うイラストで味があっていいよね!

あと、追加のアクリルコマも、どう考えても予算考えて作ってないのがクレイジーでいいよね!

最後に僕が個人的に好きな瞬間を伝えるね!
それはゲーム後半で、全員が7割くらい敵味方が判明し、半分くらいライフが削られて、次の手番には人狼が起きそうな時なんだ、
全員が心の中で
『次の手番で私が勝つ・・・』って思ってる瞬間があるんだ、
この瞬間、なぜか少し静かになるんだよ。
これがたまらなく好きなんだ。実際はそこからの1ターンはめまぐるしく、
公開能力やカードや戦闘で、バタバタプレイヤーが死んだりして、有利な陣営がコロコロかわって、半数が沸き立ち、半数は「わぁーーー」って悔しがったりするんだけど、この「嵐の前の静けさ」「たくらみの前の沈黙」した瞬間がたまらないね。僕はこのゲームのテストプレイに400回以上参加してるんだけど、僕くらいになると、この静けさに気づけたりするよ(笑)

最後にこのゲームのコツを伝えると、
・少数派の時は敵の敵と手を組む
・自分のキャラクターの長所を生かす
事が大事かな、特にキャラクターの能力を活かすのは、
生き残る事が大事なんだけど、
それ以上に大事という意識を持った方がいい、自分の能力を活かす事で
結果、生き残る事にもつながるっていう意識だね。
あと後半になるほど人狼は勝ちやすくなるからね!
適切なタイミングで能力を使えるかがカギだよ!

読んでくれてありがとう!
また記事を書くね!
よいボードゲームライフを♪

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ということで、第三者目線(なっていたかはなぞ)のブログに付き合ってくれてありがとうございます。

ボードゲームにしろなんにしろ、こういうテイストやフレーバーのようなものが好きで、影響を受けますね。

正体隠匿異世界ダークファンタジーバトルロワイヤルボードゲーム
リベンジェンドストーリー

早く手に取ってもらって遊んでもらえるのを楽しみにしております。
また、重ね重ねになりますが、
今までたくさんのテストプレイにお付き合い頂いた皆様。
支えてくれた家族、そしてクラウドファンディングについてアドバイスをくれた。SUSABIゲームズのかく様、SMrabbitの狐鞭様、カフェ&ゲームバーことぶき様、
何より、キックスターターで支援してくださった皆様に感謝しております。

まだまだ多くの人に遊んでもらいたいし、このゲームの良さも発信していこうと思っておりますので、
引き続きお付き合いくださいましたら幸いです。

また、続編や新作も考えております。
楽しみにしていてください!^^★

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(気になった方はこちらもチェック♪)

Rulemaker  Shintarou

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