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わたし、取り消しの決定を受ける - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】(延長戦)

4月の中旬になり、突然知らない電話番号からの電話がかかってきました。

最近は携帯電話に営業の電話がかかってくることも、ちょくちょくあるので、また営業の電話かな?と思ってでてみると・・・

「東京地方裁判所のものです」

!!


2ヶ月半前、無事通路の持分を取得してから、私は民泊の準備におおわらわでした。

リフォームの最終チェック、消防署への確認・申請、大田区保健所への確認・申請、ベッドや家電などの発注と受領・配備、消耗品などの細々したものの手配など、やることいっぱいで、所有者不明土地管理制度のことなどすぐに忘却の彼方になってしまいました。(案の定、noteに残しておいて正解です・・・)

準備が整い、OTA(Online Travel Agent、いわゆるAirbnbなどの民泊予約サイトのことをいうそうです)に物件を掲載(リスティングっていうそうです)したのですが、果たして予約が入るのかドキドキです。

そうして予約が入った時は、本当にホッとしました。

しかし、入った予約は掲載から1週間後でした。

ちゃんと宿として物件が機能するかは、そのお客様(ゲストっていうそうです)が宿泊されて初めてわかります。

そんなんで、宿泊1日目までは気が気でありません。

そして、宿泊2日目になってもお客様から何も連絡がなかったとき、ようやく安心することができました。

そのあとは、順調に予約が入り、運営にも慣れてきました。

競合のリスティングを拝見して、自分の物件に足りないところを改善します。

ゲストの気持ちになり、どうすれば快適に過ごせるかを考え、サービスを追加します。

そうやってゲストから高評価を獲得し、さらなる予約の増加に結びつけます。

完全に思考はゲストに向いている中での、さっきの電話です。

東京地方裁判所の担当の方によると、「謄本ができたので、取りに来てください」とのこと。

謄本?

土地の売買などに登記簿謄本ってよくでてきますが、今回の持分取得した土地の登記簿謄本でもできたのかな?なんて思いながら、「謄本ってなんですか?」と聞いてみます。

すると、「管理命令の取り消しの謄本です」とのこと!

取り消し!

いやいや、今更取り消されても困るんですけど!

と、ちょっと焦っていると、

「所有者不明土地の売買が終わって、管理人がいる必要も無くなったので、管理命令を取り消す決定の謄本です」

とのこと。

確かに、通路の持分はわたしが取得したので、「所有者不明土地」でなくなってるわけです。

とりあえず、取りに来いと言われれば、行かないわけにはいきません。

と言うわけで、noteも少し延長戦です。

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